新型iMacPro(iMac27インチ後継機)の部品供給開始?
先日は、2022年以降のAppleMチップの動向に関する記事をご紹介しました。
Mac用チップの開発サイクルは、iPhone用Aチップの「1年ごと」とは異なり、「1年半」になるのでは…という説でした。Aチップ、Mチップの基本構造との絡みもあり、非常に興味深い情報でした。
しかし…
この話題の中でスポッと抜け落ちている部分があります。
それは、より高性能なMacに搭載されると噂されている「マルチダイ」構造Apple Siliconの登場時期。
そう、「M1チップ」シリーズの進化はまだ終わっていないのです。
今後登場するであろう、新型iMac Pro(iMac27インチ後継機)や新型Mac Proには、M1チップの最終形態とも言えるモンスターチップが搭載されることになるでしょう。
そして…
その皮切りとる新型iMac Proの製造に向け、部品供給が始まった…という話題が来ています。やはり登場は2022年3月?
iPhoneSE3と同時期に来る?
記事によると、
台湾メディアDigiTimesが有料配信記事で、新型27インチiMac Proの製造に向け、少数の部品出荷が始まったと報じた
ということです。
先日、こちらも2022年春の登場が噂される「iPhoneSE3」の試作が始まった…という情報が出たばかりです。これと歩調を合わせるようにiMac Proも部品供給の噂。
時期的なことを考えると、やはり「2022年3月発売」という線が見えてきますね。
今回のiMacリニューアルは、MacBook ProのApple Silicon化同様のビッグニュースです。恐らくはiMacだけではなく、Mac MiniのM1 Pro/Max搭載機も追加されることになるでしょうから、デスクトップMacにとっての歴史的な瞬間となるでしょう。
そして、M1 Pro/Maxだけではなく、上位版の「マルチダイ」Apple Silicon搭載機が登場するとすれば、その衝撃は計り知れません。
恐らくは、イベントを開催しての発表→発売になるのではないでしょうか?
サイレントでのリニューアルにしては規模が大きすぎますので…。
「マルチダイ」、3月に間に合う?
心配な点とすれば、
「マルチダイが3月に間に合うか?」
ということでは?
確かに最近になって、「マルチダイ」に関する具体的な情報が出回ってきましたが、それにしても比較的新しい情報です。本当にあと3ヶ月で実装されるほどに成熟するものでしょうか?
同時に、それなりの数を確保できるほどの生産体制が整っているのか…ということも気になりますね。これだけ半導体不足が叫ばれている中です。どう考えても歩留まりが悪そうなマルチダイApple Siliconは。生産性では劣るはずですので。
もしかすると…
〇3月には「M1 Pro/Max」搭載のiMac Proだけが登場
〇6月のWWDCあたりに「M1 Dual」iMac Proが追加、「M1 Ultra」搭載の新型Mac Proが発表
〇年末に新型Mac Pro登場発売
というようなスケジュールもあり得るかもしれませんね。
いずれにせよ、今年の3月はいつも以上に熱くなりそうです!