錯綜する新型Macの登場時期
先日のイベントで、「M1 Ultra」を搭載したMac Studioが登場しました。
当初はM1 Pro/Max搭載のMac miniが予想されていただけに、大きな驚きを与える発表会となりました。
と同時に、今後登場する新型Macに向けての予想ギアが上がったように感じています。
その結果と言いますか、これまでの予想の延長となる考え方と、全く新しい考え方の情報が錯綜する形となっています。
それは、
①iMac Proはくるの? 来ないの?
②iMac Pro(登場するとすれば…)とMac Proの登場は2021年? 2022年?
③MacBook Airは「MiniLED + M2」? 「LCD + M1」?
といったところ。
つまり、新機種の登場の有無・登場時期と、アップグレードの内容について、その内容が大揺れに揺れているということです。
さて、2022年のMac、これからどうなっていくのでしょうか?
WWDCが見極めのポイントか?
まずもって、Mac Studioが登場したことに伴う、私が最も真っ当だと考えるスケジュールを…。
それまではWWDCの時期…とみられていた「マルチダイApple Silicon」がいきなり3月に投入されたことにより、思いのほか新型チップの投入が早くなるかもしれません。
・「Mac Pro」と「M1 Ultra × 2」の最上級Apple Siliconの開発発表
・iMac Pro(MiniLEDディスプレイ/M1 Max・M1 Ultra搭載)発売
☆M2搭載「MacBook Air」の発売?
〇10月
☆M2搭載「MacBook Air」の発売?
〇11月〜12月
・「Mac Pro」の発売
これに、M2搭載と予想されるMac miniが入るかもしれません。これがM1同様にAirと同時なのか否か、また、iMac24インチの扱いがどうなるかに関しては、現在は情報が揺れすぎていて全く読めません。
次に、最近顕著になってきたスケジュールの遅れを加味したバージョン。
・「Mac Pro」と「M1 Ultra × 2」の最上級Apple Siliconの開発発表
〇10月
★M1搭載「MacBook Air」の発売?
〇11〜12月
☆M2搭載「MacBook Air」「Mac mini」「iMac24インチ」の発売?
〇2023年
・iMac Pro(MiniLEDディスプレイ/M1 Max・M1 Ultra搭載)発売
・「Mac Pro」の発売
◇M2搭載「Mac mini」の発売?
☆★◇等は、同一機種の予想時期や内容が異なっているとを表しています。
まずは第1の争点。
「WWDC」でどれほどの新型Macが登場するか?…ということです。
そもそもWWDCは新デバイス発表がメインの会ではありませんが、現行Mac Proがそうだったように、ここで最高峰Macの紹介はあるのではないかと考えます。
そして、これに加えて…という部分が重要。
ここでM2やiMac Proの発表や発売が全く無かったら、事態ははかなり深刻になるかもしれません。
現在、以前の情報よりかなり遅れた「2022年後半」にAirがくる…という記事もあります。
もしこちらのスケジュールだとすれば、「2022年でApple Silicon化が終了する」としたAppleの計画が若干遅れることを意味しますね。
更に、Airに関しては「M1 + LCD」でデザイン変更のみ…というマイナーチェンジを予想するリーカーもいるとのことで…。
こうなると遅れは深刻です。
「M2」「MiniLEDディスプレイ」「iMac Pro」の行方…
ここまで予想がぶれている最大の要因は、
「技術・部品供給が間に合っているのかいないのかが不透明である」
ということにつきます。
「M2はいつ頃来るのか?」
「MiniLEDディスプレイの供給不足は本当か?」
「iMac Proが発売されることがそもそもあるのか?」
特にiMac Proは、先日の発表会で、
「残るはMac Pro」
と言及されたことで、
「無くなるのでは?」
という予想すらあります。
このiMac Pro問題に関しては、次の記事で書いてみたいと思います。