Apple M2、M3のロードマップは?
Mac Studioが発表されて以来、今後のMacの予想が一層難しくなっている感があります。
というのも、このイベントで発表されるとは考えられてもいなかった「M1 Ultra」がいきなり登場したからです。
これまでは、ここで「M1 Pro/Max搭載のMac mini」や「M2搭載のMacBook Air/Pro13インチ」が来ると思われており、M1 Maxの上位チップは早くても6月のWWDCでの登場が予想されていました。
このタイミングで、世のリーカーさん達の発言も変わってきました。
それまでの予想を完全に撤回したり、全く新しい予測をしたり…。
いかに今回の「M1 Ultra」の登場が意外であり、世の中のリーカーと呼ばれる方々も正しい情報を捉えていなかったのか…ということが明らかになりました。
以前の記事にも書きましたが、Appleの情報統制がしっかりと効いており、リーカーさん達の情報にある程度のブレがある今の状態は、私には心地よく感じます。
完全に情報が出てこないのも見通しがもてませんし、かといって完全に情報が漏れてしまっては面白みがありません。
リーク情報を楽しむということがAppleファンにとってのひとつの楽しみだとすれば、現状くらいで丁度いいのだと考えます。
それはさておき…。
「M1 Ultra」が登場したことで、今後のMacの動向が全く読めなくなった…ということはあきらかです。
大きな関心事としては、
①M2の登場時期
②iMac Proの有無
というところです。
M2に関しては、本当にその予想時期がぶれにぶれまくっています。
先日までは「3月登場」、最近では「2022年後半」。
「3月予想」に関しては、M1系の全体像が見えない中での発表はない…という本ブログの考え方が当たり、ほっとしているところです。
また、「新型MacBook AirへのM2搭載が見送られる」「Mac miniへのM2搭載は2023年になる」などという情報も乱立しており、M2に関してはそのチップとしての登場時期だけではなく、機種ごとへの搭載時期まで霧の中です。
さらに、先日の発表会で「残るはMac Pro」と言及されたことで、iMac27インチ後継機となるiMac Proは登場しないのでは…という考えも登場していますね。
本来であれば、WWDCあたりにMac Studio同様の「M1 Max/M1 Ultra」搭載で来てもいいと思われるのですが…。
そんな中…。
今後のM2、M3のロードマップ予想に関する記事が来ています。
M2は秋以降にずれ込むのかな?
記事によると、
MacworldとiDrop Newsが、M2シリーズやM3シリーズなど、今後のAppleシリコンに関するロードマップを予想している
ということです。
以下がその予想時期。
断然「Macworld」の方が説得力がありますね。
まずもって「iDrop News」の「M2が2022年の春」という予想がすでに外れていますし。
ここにはありませんが、恐らく6月のWWDCでは、Mac Proと搭載される最高峰の新型チップ発表があることは間違いがないでしょう。先代のように発売は遅れるかもしれませんが。
となると、一つ目の壁として「6月にM2が出てくるのか?」ということがあります。
以前は「M2搭載Airが2022年中盤に登場」というのが定説となっていましたし、私は十分にあり得ると思います。
ここが無理だとすると、やはり「秋以降」ということになるのでしょうね。
また、非常に気になるのが、「新型MacBook Airが、M1/MiniLEDディスプレイなしで登場」という噂。ボディデザイン変更とカラバリを売りにして、今更Airが売れるとは思えません。Appleがこんなことをやるほど間抜けではないと思いますがどうでしょう。
いずれにせよ、M2への移行は結構ゆっくりと進むのかもしれません。
とすると、今回M1 Ultraを購入して正解だったと思います。じっくりと使えそうですので。