iPhoneSE3 & iPad Air5、予約開始も人気は今ひとつ?
いよいよiPhoneSE3とiPadAir5の予約が始まりました。
先日の記事で、
「特にiPhoneSE3はそれほど人気が出ないのでは…」
ということをつぶやきました。
3/11の午後10時から始まった両機種の予約を注視していましたが、開始直後はもちろん、翌日の朝の段階でも「3/18のお届け」という状態が変わっておりませんでした。
もちろん、一定数の予約は入っているでしょうが、果たしてAppleのもくろみに合致していたものだったかは甚だ疑問です。
「価格」の問題で先行機種が魅力的に見える…
iPhoneSE3に関しては、やはり「価格」の問題が大きいと思います。
発表前は「値下げされて3万円台になるのでは?」という予想さえ出ていた中で、実際は大幅な値上げ。
それでいて「A15Bionic」「5G」「ディスプレイ強度アップ」程度しか変化のない圧倒的な停滞感だったわけで、最低でも「価格維持」で無ければならなかったと考えます。
SE3にしても、ストレージを256GBにアップさせると「76,800円」になってしまうわけで、この価格は「iPhone12 mini/128GB」の「75,800円」よりも高くなってしまいます。
私だったら完全に「iPhone12 mini」をとりますね。
現行のiPhoneでは、一世代前のチップだからといって性能差を感じることは無いはずですし、機能的にはフラッグシップの感覚を味わうことができます。
しかも、「整備済製品」などを狙えば更に価格は下がりますので、iPhoneSE3の立つ瀬が無くなっていく事態に…。
また、iPad Air5にしても価格がお高めに感じます。
256GBのWi-Fiモデルで「92,800円」。
これ、iPad Pro11インチの128GBモデルの「94,800円」と比較したら、断然Proが魅力的なのでは?
MiniLEDディスプレイの有無の違いがあって価格帯が被ってくるのであれば、Proがいいと思います。
更に、今だったら学生さんであればギフトカードがもらえて大幅にお得ですし、こちらも整備済製品を狙うことができます。
今回の両機種の値上がり、為替の影響を受けているのかもしれませんね。
円安傾向が続く今、Apple製品購入に関して言えば、2010年代の円高時代は天国だったと言えるかもしれません。