Google Pixel 8aは値上がりして税込82,100円?
日本のスマホ史上においては、2023年、Googleのシェアが伸びた…という記事を以前ご紹介しました。
「iPhone天国」と言われる日本で、これまではさほど認知度が高くなかった印象のあるPixel、しかも廉価版のaシリーズが売れているのには理由があるでしょう。
素人考えでも、
・単純にiPhoneが高すぎる。ミドルクラスでコスパが非常に高いaシリーズは格好のターゲットとなる
・価格面で言えば、iPhoneでは「SE3」が候補にはなるが、いかんせんあまりに旧式。価格は抑えても、どうせ新規購入するのであれば「新型」がいい。
ということが大きな影響を及ぼしているであろうことは予想がつきます。
Appleとすれば、フラッグシップ機中心に展開したいという思惑があり、現状はそれが当たっている…と捉えることができるでしょうが、特に日本においてはデバイス価格の急上昇はユーザーにとって深刻な問題となっていることが予想されます。
「10万円」が1つの壁…と考えているユーザーも多いことでしょう。
だとすれば、今後も円安傾向が続きそうな折、「日本におけるiPhone離れ」という、数年前までは考えられなかったような事態が、今後ますます進むことも予想されますね。
そんな中…。
時期「Google Pixel 8a」の価格予想が来ています。
税込82,100円に値上がる?
iPhoneSE4とガチンコ対決の予感
記事によると、
Google Pixel 8aの、カナダにおける販売価格が明らかになった。Google Pixel 8aはGoogle Pixel 7aと比べて約18.4%値上げされている
ということです。
おっと、かなり大きな値上がりとなりそうですね。
これまでPixelはかなり価格を抑えている印象がありましたが、「Fold」もかなり思い切った高価格路線で来るなど、昨年あたりから強気の価格設定が目立ちます。
「8a」も、気軽に「ミドルクラス」と言えなくなるような価格帯までやってきました。
記事によると、カナダ同様の値上がり率を日本に適応した場合、
128GBモデルが税込82,100円になると試算
とされています。
当然ですが、円安が進むと、これよりも販売価格が高くなることも予想できます。
こうなると…。
こちらも価格上昇が予想されている「iPhoneSE4」と正にガチンコの対決となりそうです。
「iPhone」という優位性で「SE4」の圧勝に終わるのか?
それとも、フラッグシップとの違いを嫌ったiPhoneユーザーが敢えて「8a」を選択するのか?
どうしても「SE4」には "廉価版" というイメージがつきまといますが、不思議と「aシリーズ」にはそれがないように感じるのは私だけでしょうか?
「AI」が焦点になりそうな次機種において、
「だったらAIで優位なGoogleにしてみようか…」
というユーザーが増える可能性はないでしょうか?
今後、「SE4」が登場してもPixelのシェアが落ちないようであれば、日本におけるPixelの下地ができた…と捉えてもいいかな?
まあ、iPhoneにこだわらないのであれば、「a」シリーズは非常に魅力的ですよね。
フラッグシップよりも、むしろ「a」シリーズを選択する…ということがごく普通に起こりそうな、「納得のバランス」をもっているように感じます。
さて、2024年の動向やいかに?