こちらも延期? iPhone17 Pro用「A19 Pro」は3nmのまま?
最近のApple新デバイスに関する噂としては、
「新技術、新機能に関しては後ろ倒しが続いて不安が残るが、ことチップ開発に関しては順調」
という説が有力です。
具体的に言えば、iPhoneの「画面下埋め込みFace ID」、Apple Watchの「MicroLED搭載」等の最優先事項でさえ開発の遅れや見送りが報じられていますね。
しかし、先日もお伝えしたように、Aチップの「2nmプロセス化」は順調なようで、それに伴ってMac用Mチップおよびそれを搭載した新型Macの登場時期も早まることが予想される…という見方が強まっています。
なんせ、2nmの次の「1.4nmプロセス」の噂が出るくらいですので、「2年刻み」で順調に高精細化が進む…ということのようです。
しかし…。
この度、その順調なチップ開発に暗雲か?…という情報が来ています。
iPhone17 Pro用「A19 Pro」は3nmのまま?
本当だったらMac用 Mチップにも影響する!
記事によると、
iPhone14 ProシリーズとiPhone14シリーズでは異なるApple Aシリーズチップが搭載されることなどをいち早く的中させてきたリーカーの手机晶片达人氏が、iPhone17シリーズおよびiPhone17 Proシリーズに2nmプロセスで製造されるチップが搭載されることはないと述べている
ということです。
これまでの様々な情報では、「A19 Pro=2nm」というものが殆どであり、有力やリーカーがこれを否定するのは初めてなのではないでしょうか?
ただ、記事内の以下の記述が非常に気になっています。
「報道では、N2での半導体量産は2025年第2四半期(4月〜6月)に開始されると伝えられているが、手机晶片达人氏は、2025年下半期(7月〜12月)の間違いで、iPhone17シリーズに搭載するには間に合わないと指摘している」
当然ながら、Appleとしては新型のチップを最初に搭載するのは「iPhone」にしたいところでしょう。これまでもそうでしたし、Aチップを基にMチップを製造し、Macへと転用している現在のシステムの中では、このルーティーンは崩れることが無いと予想します。
数年前にも、「Mチップの高精細化が先に進むのでは?」という予想をしていたリーカーがいましたが、結局は「iPhone最優先」の方針が崩れることはありませんでした。
当然だと思います。
どう考えても現在のAppleの屋台骨を支えているのはiPhoneであり、Appleの戦略からして「iPhoneに最先端の技術を最も早く導入する」という思いは相当に強いと思われるからです。
しかし、今回、手机晶片达人氏は2nmチップの開発時期を「2025年下半期(7月〜12月)」としています。
ということは、当然そのチップを最速で搭載するのはiPhoneではなくMacということになるでしょう。
この「逆転現象」はありえないでしょう。
当然「2025年第2四半期(4月〜6月)」と考えるのが妥当でしょうし、それが無理なのであれば。「2026年第2四半期(4月〜6月)」まで後ろ倒しにするでしょう。
この1年のタイムラグがライバル企業との争いの中でマイナスに働くのであれば、Appleは是が非でも「2025年第2四半期(4月〜6月)」に間に合わせてくるのではないでしょうか?
チップ開発は、Appleの一丁目一番地。
ぜったに譲れない核になる部分でしょうから、なおさらです。