新型Mac Proなど4機種のMacが6月のWWDC22で発表の噂
3月のイベントでMac Studioが発表され、「Macの年」と言われる2022年最初のMacが登場しました。
今後、M1シリーズのラスボスとなる「新型Mac Pro」が登場になるでしょうし、それと前後していよいよ「M2」シリーズの顔見せとなるでしょう。
問題はその時期です。
現状、非常に注目を集めているのが6月のWWDCですね。
本来はソフトウエア関連の発表が中心であるWWDCですが、2019年に現行Mac ProとPro Display XDRが発表されたのもWWDCでした。
今年は、今後のMac登場スケジュールが立て込んでくるでしょうし、わたしはWWDCで新型Mac Proの発表が行われるはず…と睨んでいます。
M2搭載機は、少なくとも新型Mac Proの発表以前にはないでしょう。さすがにチップの世代を逆行されるわけにはいきませんので…。同時発表ならあり得るでしょうが。
そんな中…。
WWDCで4機種のMacの発表があるのでは…という記事が来ております。
さすがに4機種はないのでは?
記事によると、
iDrop Newsが、Appleシリコンを搭載する新型Mac Proが6月の世界開発者会議(WWDC22)で発表、7月以降に発売されるとの予想を伝えた
ということです。
同時にMiniLED搭載のPro Display XDR後継機も登場…ということも予想しておりますので、まあ、内容としてはこれまでの予想を繰り返しただけということになります。
ただし、発売時期が「2022年第3四半期(7月〜9月)」としており、現行Mac Proが2019年の年末に発売されたことを考えると結構早めに登場することになるのかもしれません。
そして、それ以上に興味深いのは、「MacBook Air」「Mac mini」「MacBook Pro13インチ」の発表も同時に行われるのでは…という内容です。
遅かれ早かれ登場すると考えられている「M2」搭載機ですが、前述したように新型Mac Proの発表以前には登場しないだろうと考えております。しかし、WWDCでの同時発表はあり得るのでしょうか?
WWDCで4機種発表…となると、各種OS以上に注目されることになり、情報過多になってしまいそうです。
個人的には、発表されるのは「新型Mac Pro + 新型Pro Display XDR」のみではないかと考えます。M2搭載Macはそれ以降かと…。
普通に考えるとiPhone14シリーズ発表後の10月あたりなのでしょうが、Macのロードマップを鑑みて夏場の登場もあり得るかもしれません。
M1 Ultraの「能力発揮できない問題」をどう解決するか?
Mac Proといえず、言わずもがなMacの最高峰です。
今年度はハイパフォーマンス機としてMac Studioを登場させました。しかし、搭載した「M1 Ultra」の性能が十分に発揮されない場面が目立つ…という問題に直面しています。
本ブログでも、読者様から多くの見解をいただいており、今後の各種アップデートで解決できるものなのか、それともApple Silicon特有の課題でありこれが限界なのか…ということについて考えてきました。
現状、Appleからは梨のつぶてですので非常に悩ましいわけですが、Mac Studio以上の性能をもつであろう新型Mac Proでも何かしらのボトルネックが働いて性能が発揮できない…という事態になれば、Macの信頼は地に落ちてしまいます。
「Apple Silicon」「Ultra Fusion」という、Appleにとっての宝の山の有効性をはっきりと伝えるためにも、誰しもが納得できるようなアップデートを行ってくれることを切に願います。
まあ、OSやアプリというソフトウエアの改善で対処できる問題なのか、それともApple Siliconそのもののハード的な問題なのか…という心配もありますが…。
Appleには、そのあたりをはっきりされる責任があるように考えます。