M1 Max搭載「Mac Studio」でノイズ問題発生?
せっかく「M1 Max」を2枚繋いだ「M1 Ultra」を搭載してるのに、十分にその性能を発揮していない場面が見受けられる…とされているMac Studio。
今後、より高性能なチップを搭載した新型Mac Proや新世代M2チップの登場が見込まれる中、性能アップの面で雲行きが卑しくなっているApple Siliconです。
そんな中でも、今後の対応が可能なのでは…という視点で記事も書いてみました。
本当のところは「Appleのみぞ知る…」というところ。
Appleの正式な見解の発表を望みます!
さて、発売早々味噌が付いてしまったMac Studio/M1 Ultraですが、また新たな火種が出てきました。
今度はM1 Max搭載版のノイズ問題です。
ヒートシンク由来か?
記事によると、
米メディアMacRumorsのユーザーフォーラムに、一部のMac Studioユーザーが、冷却ファンが原因と思われるノイズが発生していると訴える投稿が相次いでいる
ということです。
特徴的なのは、これらのノイズが発生しているのが「M1 Max」搭載のMac Studioに限られている…ということです。
これを受け、MacRumorでは、
「ヒートシンクの素材」
が原因なのでは…としてます。
M1 Max搭載版とM1 Ultra搭載版では、ヒートシンクの素材が異なっている…ということはすでに明らかになっている話です。
M1 Max搭載版では「アルミニウム製」、より冷却性能が必要なM1 Ultra搭載版では熱伝導率の高い「銅製」のヒートシンクを採用していますね。
この素材の違いにより、「M1 Ultra搭載Mac Studio」の重量は1㎏も重くなっているようです。
ただし、M1 Max搭載の全てのMac Studioでノイズが生じているわけではないようで、この現象がソフトウエアで解決できるものなのかを含めて、不明な点も多いようです。
でも…。
ヒートシンク由来の原因であれば、ソフトウエア云々ではどうしようもないことなのでは…とも思ったりします。
どうなることやら…。
Mac Studio、Studio Displayで不具合連発
う〜む、Appleデバイスが全て万全の状態で発売されるわけではもちろんありませんが、3月に発売された「Mac Studio」「Studio Display」は怪しすぎますね。
Mac Studioは、先述したM1 Ultraの性能問題。
Studio Displayは搭載カメラの画質問題。
先日、Studio Display用のソフトウエアアップデートが行われたようですが、画質の改善は微々たるもので、根本的な解決にはいたらなかったようです。
Apple、大丈夫でしょうか?
M1 Ultraの問題にしてもStudio Displayの問題にしても、当然Apple側はこの状態を認識して発売しているはずです。
対応を謳ったアップデートで改善できる見込みがあるのであればまずはよしとしますが(本来であれば完全な形にしてから発売すべきですが)、アップデートをしてもまともなものにならないのでは詐欺商法では?
M1 Ultraにしても、Final Cut Pro Xのアップデート後も速度改善に繋がらなかった…というのは記憶に新しいところです。
このような無責任な商品開発や販売をしていると、客離れが進みかねません。
現在、Appleは更に地位を向上させるのに非常にいい立ち位置にいると考えます。ここまでのApple Siliconも好意的に受け止められていますし、iPhone・iPadの売上げも好調。それなのに、肝心の製品の品質に問題があるのではお話になりません。
早急な「心の引き締め」が必要なのでは?