Galaxy S22のリセールバリュー下落がひどいことに…
iPhoneを選択する理由の1つに、その「リセールバリューの高さ」が上げられます。
長年に渡って使い倒す…というユーザーであれば問題ないかもしれませんが、特に1〜2年で次機種に乗り換える使い方をしているユーザーにとってはこの点は何よりも大切なポイントになり得ます。
できれば、Android機の雄である「Samsung」「Google」あたりには、iPhoneに迫るほどのリセールバリューを期待したいところですが、これまでの情報を見ると必ずしもそうではないようで…。
この度、Samsungの最新機種「Galaxy S22」のリセールバリューに関する記事が来ています。
何とも残念な結果になっているようです。
iPhone13シリーズの3倍の下落
記事によると、
今年2月に発売されたばかりのSamsung Galaxy S22シリーズだが、発売からわずか2カ月で「ほぼ新品」状態の中古デバイスの下取り価格は定価の40%〜50%減となっており、iPhone13シリーズの発売2カ月後と比べて3倍の価値下落が観測されている
ということです。
あまりにも衝撃的な数値です。
僅か2ヶ月前の発売といえば、感覚的には最新機種そのもの。しかし、「良い」のコンディションで「57.5%減」「ほぼ新品」のコンディションであっても「53.8%減」の下取り価格になっているというのです。
発売から2カ月で最大574.99ドル(約74,950円)もの価値を失った…というのですから、笑うに笑えません。
記事によると、iPhone13シリーズのリセールバリューは堅調で、
〇最もパフォーマンスの悪かったiPhone13 mini(128GB)でも「良い」状態が定価の31.2%減、「ほぼ新品」状態が定価の29.2%減
〇iPhone13 Pro Max(128GB)で、「良い」状態の下取り価格が定価の4.7%減、「ほぼ新品」状態が定価の3.8%減という驚異的なパフォーマンスを発揮
とされています。
最悪の人気とされている「mini」でもまずまず。Maxに至っては2ヶ月後でもほぼ全額戻ってくる…という状況のようですね。
iPhoneのメリットの大きさ
iPhoneを使用するメリットとして、機能的な面ではAppleエコシステム内での連携が上げられるということは、本ブログでも再三主張してきたことです。
しかし、金銭面という非常に現実的な面を考えても、今回の記事を目の当たりにすると「だったら当然iPhoneを選択する」というユーザーも相当数存在するように思えます。
Samsungは、折りたたみスマホの分野でも意欲的な製品を生んでいますが、非常に高価格。
しかし、こちらもリセールバリューの下落は結構大きいようで、下取りのことを考えた際になかなか投資しきれない…という思いを抱いてしまいます。
やはり「Appleの神通力」はただものではありません。
企業ブランド力…。
ある意味では「正義」になり得るようです。