Appleの第1世代MRヘッドセット、来年早々デビューの噂
AppleがARヘッドセットの分野に参入する…。
噂が立ってからしばらくが経過します。
当初は「2022年中にも…」という噂でしたが、いつもの通りに後ろ倒しになり、最近では「2023年中に登場か?」と、かなりトーンダウンしておりました。
しかし…。
ここに来て一気に現実味が高まる見解がミンチー・クオ氏から寄せられています。
本当?
市場の受け入れ方次第で運命が決まる?
記事によると、
アナリストのミンチー・クオ氏が、Appleの第1世代拡張現実(AR)/複合現実(MR)ヘッドセットが早ければ2023年1月に発売されるとし、販売価格や今後の見通しに関する予想を伝えた
ということです。
まずもって、「2023年1月」という時期、本当にありうるものでしょうか?
Appleの新製品投入時期とすれば、年度初めは「3月」が一般的。「1月」というのはかなりイレギューラーな印象を受けます。
Appleにとって全く新たなジャンル…ということで、従来のデバイスの発表スケジュールの邪魔をしないという考え方かもしれませんが、それにしても1月はないのでは?
Appleにとってもかなりの冒険となるジャンルでしょうから、これまで後ろ倒しになってきたい印象があるヘッドセットに関し、この時点で急転する意味合いもよく分かりませんし、本当にこの時期に登場するのであればかなりの衝撃と言えそうです。
さて、ミンチー・クオ氏も言及していますが、今回のヘッドセットはAppleにとっても「実験的投入」という意味合いが相当大きいと考えます。
もちろん今後の成長が見込める分野なのは確かでしょうが、Appleという世界的企業が取り組むとなるとそれなりの成果が上がる分野でなくてはならないわけで、そのためにはそれなりのユーザーに手に取ってもらえる存在にならなければいけないでしょう。
何ができるのか? それ一点
以前からご報告しているように、価格も性能もものすごいことになりそうなのがAppleのヘッドセット。
今回のミンチー・クオ氏の予想でも、価格が2,000ドル(約27万円)〜2,500ドル(約34万円)になると予想しています。
当然ながら一般的なユーザーが購入できる価格ではないわけですが、それ以上に「何ができるのか?」が問題です。
価格に見合うだけの魅力的な「何か」があれば高価格を承知で購入するユーザーもいるでしょうし、今後の世代交代で価格が下がった際に手に取って見ようと考える層も出てくるでしょう。
この部分が、「未来への投資」ですね。
しかし、Appleの新製品、それも新ジャンルへの参入となると「不発」の可能性も十分に考えられるわけで…。
ヘッドセットに関してもかなりきな臭い香りがだよっております。
ただ、将来的にiPhoneに取って代わる製品になる可能性もある…と考える向きもあるようですので、Appleも簡単には引き下がれないジャンルなのかもしれません。
先は長い…としか言いようがありませんが。