iPhoneSE4情報錯綜
一時期「登場間近」とまでされていた「iPhoneSE4」に関して、「開発中止」が噂されるようになってしばらく経ちます。
Appleが、効率が悪い主要機種以外の機種の精選をしている…という考え方の基、真っ先にやり玉に挙がったのがiPhoneSE4…という噂でした。まあそれはそれで信憑性のある話ではありますが、ただでさえ高額になっているiPhoneのことを考えると、SEの存在は売上以上に大きかったようには感じます。
しかし、そのiPhoneSE4に関する情報が最近バタバタと姿を現し、かなり錯綜しておりました。
やはり登場しない？
今回のiPhoneSE4に関する情報は、ジェフ・プー氏が「2024年」、ミンチー・クオ氏が「2025年」と、双方とも「発売ありき」のものとなっており、登場時期の違いはあるものの、それまでの「開発中止」から一転している点で驚きが広がりました。
しかし、クオ氏に関しては、この後に、
「この情報は誤りだった」
と撤回するに至ります。
どうやら、クオ氏が登場と報じたのは、「Apple純正モデムの試験を行うプロトタイプ機」のことであり、SE4ではない…というのです。その後クオ氏は改めて、「2024、2025年にSE4は発売されない」と報告し直しています。
プー氏は情報の撤回をしていないことから、果たして「登場するのか、しないのか…」と言う論争に結論は出ていないのですが、さてどうなるでしょう。
純正モデムの開発、遅れてる？
そして、今回の一連の情報で気になるのは「Apple純正モデム」の登場時期です。SE4の誤情報が、「発売が遅れる」としたのはこちらの「モデム」のことだった…ということになりますので…。
こちらもご多分に漏れず、当初の登場時期の予定から大幅に後ろ倒しになっているのが現状ですね。Snapdragonのモデムを果たしていつまで使い続けなくてはならないのか？
Appleがこれ程までに開発に難儀するということは、この「モデム」ってなかなかにやっかいな部品なのですね。果たしてAppleは納得できるモデムに行き着くことができるのか…。ヘッドセットにしても、iPhone15 Pro用とされた感圧式ボタンにしても、技術的な問題で先送りに…という話題が続いています。
Appleの技術力に陰りが見えてきたとは考えたくないのですが…。
