14.1インチiPad Proにまで開発中止の噂
昨年は年末になってから、「M2 Extreme、M2 Ultra開発中止の噂」「iPhoneSE4開発中止の噂」が飛び込んで来て非常に驚きました。
「開発費の高騰」「非効率モデルの一掃」等、その理由は「どうやって効率よく設けるか…」ということに行き着きくようです。
そして…。
今度は「大型iPad」にも開発中止の噂が…。
Appleの開発費が削減?
記事によると、
ディスプレイ業界の内情に詳しいDSCC(Display Supply Chain Consultants)の最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏が、14.1インチiPad Proが2023年初頭に発売されることはないとの予想を伝えた
ということです。
これまでヤング氏は、
「ミニLEDバックライト搭載ディスプレイを搭載しProMotionに対応した14.1インチiPad Proが、2023年第一四半期に登場」
と予想していたわけですが、「大幅に延期か中止になった…」としています。
記事中には、「開発費を抑えるためにiPhoneSE4の開発が延期もしくは発売中止」としたミンチー・クオ氏の考えが掲載されています。
この「開発費を抑えるため」というのが、最近の度重なる「開発中止」の要因なのでしょうか?
私はむしろ、
「Appleがあまりにも製品のラインナップを広げすぎた」
ということが問題なのだと考えます。
以前に記事にも書きましたが、元来Appleは、最低限の少数精鋭のモデル展開で売上を伸ばしてきた企業です。
それが、ここ数年は派生モデルが異様に増え、昨年iPad(第10世代)登場の際には第9世代とAirとの価格差・性能差が問題となり、「もっとモデルを精選すべき」という意見も出ていました。
モデル展開を広げると、当然「人気」「不人気」という問題も生じますし、Appleにとって「効率のいい機種」「効率の悪い機種」の差が開いてくるわけで…。
他の企業であれば当然のことが、Apple内では許容されない…ということなのでしょうかね?
だとすれば、
「無理に派生モデルを増やす必要がなかったのでは?」
という当然の結果に行き着きます。
2023年、モデル精選はなるのか?
さて、2023年、Appleデバイスのモデル精選はなるのでしょうか?
具体的には、不人気とされる「iPhone14」「iPhone14 Plus」の処遇?
さらに、噂になっている「iPhoneSE4」「M2 Extreme」「M2 Ultra」「大型iPad」等の未来は?
今年1年のAppleの「出方」で、今後の未来が見えてくるのかもしれません。