YouTubeの4K動画、Premium会員だけのものになる?
YouTube Premiumの会員となって1年半が経過しようとしています。
課金の最大の目的は「広告カット」です。
YouTube閲覧の回数、時間ともに急増する中で最もストレスなのが広告によって動画がストップしてしまうことでした。
折しも一本あたりの動画時間も長くなり始めていた矢先であり、閲覧の邪魔をしてくる広告がどうしてもストレスになってしまったのです。
しかし…。
上記の記事でも書きましたが、私は「1,180円/月」の出費は納得できるものだと考えています。
動画の種類が豊富になり、内容も伴ってきているため、YouTube動画の価値は以前よりも格段に向上しています。
そんな中にあって、ストレス無く動画が視聴できるわけですので、私は金額そのものについても高いとは思っていません。
まあ、毎日、しかもそれなりの時間の視聴があるわけで、もはや広告ありの状態には絶対に戻れませんので…。
そんな中…。
YouTubeの4K動画がPremium会員だけのものになるのでは?…という話題が来ています。
私は順当な判断だと考えます。
与える影響はそれほど大きくないのでは?
記事によると、
一部ユーザーによると、iOS版YouTubeアプリで2160p(4K)の選択画面に「Premium – Tap to upgrade」(プレミアム – タップしてアップグレード)」と表示されると報告している
ということです。
実際には以下のように表示される場合があるとのこと。
「4K観たけりゃ、金払え!」
ということでしょうか?
詳細は不明のようですが、これだけはっきりとした形でテストされているということは、あり得るのでしょうね。
私も「アリ」だと考えます。
私が主に重宝しているのは、前述した広告カットの他であれば「オフライン再生」ですね。
なるべくデータ通信量を使いたくない場合は助かります。
しかし、まあ「それだけ…」という話でもあるわけです。
要は「広告カット」のみが「Premium」の大きな魅力だということです。だとすれば、これに「4K視聴」を付け足してくれてもバチは当たらない?
最近は4Kで配信される動画も増えてきましたし、iPad Pro12.9インチ、Mac等のある程度大きいディスプレイでは高解像度の映像は非常にありがたい存在です。
ここでもう一段差別化を図り、有料会員の満足度を上げることは、結果として有料会員を増やすことにも繫がるのでは?
また、スマホのような小さいディスプレイでの視聴が中心の若い方であれば、4Kかどうか…ということはさほど重要ではなく、1080p、720pでも十分なはずです。
つまり、「4K動画」に関してはそれほど絶対的な要素では無いといえるのではないでしょうか?
少なくても広告表示の有無よりは格段に価値は低いかと…。
そう考えると、
「フルHDは観られるが、4Kは無理」
という今回の判断は結構ユーザーの心を掴んだ決定だと捉えてもいいのでは?
Premium会員の画質保証の意味合いもあるのでは?
加えて、今回の「会員優先」の路線は、動画の画質保証の一面を担っていると考えます。
最近、いつの間にか動画の解像度が急に低下することがあるのです。
これ、昨年度のコロナ全盛の頃にありましたよね。
自宅時間が増えて動画視聴の機会が増え、アクセスが殺到するための施策だった…ということでした。
それ以降はあまりこのような状況になることは無かったのですが、ここ最近ぶり返しているような感じです。
今回の施策、誰しもが4K動画を再生することでYouTubeのサーバーに負担がかかっていることに対しての苦肉の策…ということは考えられないでしょうか?