オープンソース画像編集ソフト「GIMP」がApple Siliconに正式対応!
WindowsPCにおける最大のメリットと言えば、対応ソフトの豊富さでしょう。
Macでは使えなくて…というソフトウエアの汎用性の無さが、なかなかMacへの移行が進まない最たる要因であることは否めません。
Intel Macのときでさえそうでしたので、Apple Silicon化した際にはかなり心配したものです。
しかし、現在はそれほどの不都合を感じることはありません。
メジャーどころのアプリはApple Siliconにネイティブ対応してくれていますし、「Rosetta2」の仮想環境で動作するアプリも数多くあります。
少なくても私の使用するアプリにおいては、全く動作しなくて困った…ということは全くありません。
ただ、Rosetta2での動作は数割ほどパフォーマンスを落としてしまうことは明らかで、「AppleSilicon Mac」本来の性能で使いたい…という思いは強く持ち続けていることも事実です。
そんな中…。
オープンソース画像編集ソフトの有名どころである「GIMP」がApple Siliconにネイティブ対応しました!
ちょっと遅かったくらいですね。
IntelチップとAppleシリコンの両方に対応
記事によると、
人気のオープンソース画像編集ソフトの一つである「GIMP (GNU Image Manipulation Program)」が、Apple シリコンに正式に対応した
ということです。
最新バージョンは「バージョン2.10.32」になっているようで、Intel、Apple Silicon両方に対応するようになったようですね。
画像編集ソフトというと、Mac限定の「Pixelmator Pro」もあり、こちらは早々にApple Siliconネイティブ対応を実現しております。
このような、「MacにあってWindowsにはない」というアプリにも非常に優秀なものも揃っている当たりがおもしろいところ。
要は、ユーザーに必要なアプリは何か?…ということによって、MacとWindowsの使い分けをする必要があるということ。
その中で、今回の「GIMP」のように「Mac、Windows、どちらでも使えますよ」というアプリが増えてくれることで、どんどんMacとWindowsの垣根が低くなっていくのでしょう。
そして…。
どうせ両方で使えるのであれば、「Rosetta2」を噛ませなくても使用できることが望ましいです。
私からすると…。
CanonのRAW現像アプリである「DPP」ですね。
ただでさえ激重ですので、Apple Siliconにネイティブ対応することで、少しでもパフォーマンスを上げたい点という思いは非常に強いです。