ポートレスiPhone/新型Mac Pro/Pro Display XDRの噂
2023年3月頃の「M2 Pro/Max搭載 MacBook Pro」まで、Appleのメジャーどころの新製品は登場しそうにない状況になってきました。
今秋登場したiPhone14シリーズのインパクトが弱かったことや、新型iPadの評判が今ひとつなこともあり、「2023年3月まで」の期間が長く感じられる…と考えてしまうのは私だけでしょうか?
Appleにとっては、実際の売上においても「空白の期間」となりそうな予感さえします。
落ち込みをどの程度押さえ込むことができるのか…という、Appleの調整力にも注目が集まりますね。
そんな中においては、今後登場する新機種に思いをはせることも一興です。
ポートレスiPhone/新型Mac Pro/Pro Display XDRの噂が続いています。
「ポートレスiPhone」は課題多し
「ポートレスiPhone」に関しては、
Apple社内では外部接続端子がないポートレスiPhoneがテストされていますが、課題も多く、発売されるとしても当分先と9to5Macが伝えている
とのことです。
この「ポートレスiPhone」に関しては、これまでも数々の情報が出現しています。
この記事内でも重ねて書きましたが、やはり「完全」ポートレス化に関しては「怖さ」が残りますね。
何かしらのトラブルに見舞われた際のリカバリー等の問題です。
「有線」という選択肢があるのであれば、Macのバックアップから…という考え方もできるのですが、ポートレスとなると「iCloud上のデータ」から…ということがデフォルトになるはずですので、個人的には絶対的な信頼を寄せることはできなさそうです。
「耐トラブル」という観点で、完全な対策をとれる環境が完成しなくては、iPhoneのポートレス化は難しいのではないでしょうか?
記事には「データ転送速度」という観点にも言及しています。
もちろんその面でも不満が出る可能性はありますが、トラブルという問題から比べるとどうにでもなることかと…。
Apple内でテストされているというポートレスiPhoneですが、さて、いつ頃登場するのでしょうね。
iPhone15 Proでは、その皮切りとして感圧タッチ式のボタンへの移行が言及されています。
ただ、今回の書きぶりからすると意外と次のステップには時間がかかるのかもしれないですね。
新型Mac Pro/Pro Display XDRは価格が気になる…
新型Mac Pro/Pro Display XDRに関しては、これまで噂に上ったことを繰り返す内容の記事ですね。
新型Mac Proには、M2 Max × 2の「M2 Ultra」、M2 Max ×4の「M2 Extreme」というハイエンドApple Siliconが搭載されそう…。
また、新型Pro Display XDRは「7K」表示で「36インチ」というのもこれまで通りの数値。
スペック的にはこれで「決まり」ということなのかもしれません。
となると、気になるのはその価格ですね。
現行Mac Studioではハイエンドである「M1 Ultra」がベースチップとなり、更にその2倍のチップ構成となるExtremeが鎮座することになるとすると、当然Mac Pro本体の価格も大幅に上昇することになるでしょう。
日本円で考えるとなおさらです。
現状、M1 Ultraの最低構成で「56万円弱」という価格。
これがM2 Ultraになり、CPUコア、GPUコアが上がってくるとなると、現行の価格ではやっていけないのでは?
また、Mac Studioではなく「Mac Pro」となると、本体のボディーの見栄えや拡張のための設計等で、かなりコストが上昇するはずです。
「75万円スタート」という価格になっても驚きません。
これにメモリ、ストレージGPUコア数のカスタマイズをしていくと、軽々と3桁を超える構成も出現するでしょう。
まして「Extreme搭載機」では言わずもがなです。
「150万円」が見えてくるでしょうし、これまでのメモリ量の壁を越えるようなことがあれば、Intel Mac Proのように200万円超えということもあるかも…。
同様にPro Display XDRも怖いですね。
円安が収まり、以前の水準まで戻るのであればまだましでしょうが、現状の為替レートが続くとなると、いよいよ超高額のMacには手を出しづらい状況になっていきそうです。