2023年1月期ドラマ 何を観る?
この年末年始、スペシャルドラマの数が少ないといったらありませんでした。
数年続いていたTBSのスペシャルも無し…。
今年あたりは「ナギサさん」のスペシャルでも…と期待していたのですが、多部さんのプライベートも大変でしたからねえ。
そして、いよいよ2023年冬ドラマが動き始めました。
今クールはこれまで以上に気になる作品が多いような気がしてます。
取捨選択が大変そうです。
というわけで、今回はTBSゴールデン枠の注目を。
TBS3作品のそろい踏みに期待!
まずもって注目なのは、TBSの3作品です。
最近は「火・10枠」の不調が響いています。とにかく脚本が今ひとつ。演者を活かす作品になっていないのが最大の不満。
「金・10枠」については、個人的に好き嫌いの振り幅が激しい作品が多い印象で、もう少し何を狙っている枠なのかをはっきりさせて欲しいところ。
逆に「日・9枠」は勧善懲悪のストーリー展開に食傷気味です。
今期の3作品はどうなるか?
「夕暮れに、手をつなぐ」(TBS 火・10時)
北川悦吏子さんの完全オリジナルストーリーということで、まずは作品・脚本の質の高さに期待です。
また、広瀬すずさんのTBS主演ということ、しかも「恋愛枠」ともいえる火・10枠ですので、その演技ぶりが非常に気になるところです。
運命の出会いをした海野音(永瀬廉)と東京の片隅で下宿生活を送ることになる2人の思いがどのように深まっていくのかに期待です。
「100万回言えばよかった」(TBS 金・10時)
井上真央さん久々のTBS主演が楽しみ。
「切ないラブストーリー」ということですが、不安材料は、結依(井上真央)と幽霊となった直木(佐藤健)との話というファンタジー要素強めの話であること。
しかも、直木と悠依との間を取りもつのが、唯一直木の存在を認識できる譲(松山ケンイチ)だというのですから、ますます不安が募ります。
ポイントはファンタジー感をどの程度抑えつつ、納得の行くエンディングまで引っ張れるか…という部分でしょう。
あまりに現実離れが過ぎると、早期リタイヤもあり得る?
「Get Ready!」(TBS 日・9時)
久々にいつもの水戸黄門的勧善懲悪モードからは解放されそう…。
医療もの、しかもいかにもブラックジャック的な「闇医者チーム」のストーリーということで、視聴率はとれないかもしれませんが、個人的には好みです。
妻夫木さんは「危険なビーナス」以来の日曜劇場主演ですが、変に個性の強すぎない妻夫木さんの演技は大好き。
しかも今回は藤原竜也さんがチームの交渉役ということで、個性がダダ漏れている藤原さんと妻夫木さんとのやり取りに期待です。
次回はその他の局のゴールデン枠ドラマから…。