2023年1月期ドラマ 何を観る? 深夜枠編
2023年1月期の冬ドラマについて、個人的に期待する作品をピックアップしております。
ここまで、「TBS編」「TBS以外編」のゴールデン枠について見渡してきました。
今回は最近非常に盛り上がっている「深夜枠」編です。
ゴールデン枠以上にコンプラ的に冒険ができるために多様なストーリー展開が見られますし、新人の発掘という意味でも大きな意味をもつ「深夜枠」。
最近では、ゴールデン枠以上に心躍る作品も登場するほどです。
さて、今期の塩梅は?
混迷、ドロドロの恋愛ものが多い?
見渡すと、どうも恋愛ものが多いようですが、その内容を見ると混迷型、ドロドロ型等、多種多様なようです。
「来世ではちゃんとします3」(テレ東)
「性依存傾向」の桃江(内田理央)の務めるCG制作会社「スタジオデルタ」のメンバーの恋や人生を巡るドタバタ劇を描く第3段。
ストーリーはしっかりと第2弾から継続しており、桃江とタラシの松田君(小関裕太)との関係性を軸に、BL、風俗嬢、等の今時の悩みを抱えるデルタの面々の苦悩ぶりを描いております。
個人的にはそろそろ桃江ちゃんにも幸せを掴んでもらいたいところ。
桃江は性の衝動に打ち勝つことができるのか?
「あなたは私におとされたい」(MBS)
MBS「ドラマ特区」お得意のドロドロ系。今回は「不倫」がテーマのようです。
「ゼッタイに不倫しない男×ゼッタイに不倫させる女、理性と誘惑の攻防、ギリギリの不倫サスペンス」
と銘打たれているだけに、安定のドロドロぶりが描かれそうです。
宇垣美里さんがまたまたMBSドラマに登場ですね。夫側だけでなく、妻側の不倫の動きもあるようで、物語の「ゴール」も楽しみです。
「アカイリンゴ」(ABC)
キャッチコピーは、
「20XX年。ついに日本では性行為は違法となりました
法律で性行為が禁止された世界は、
性欲なきユートピアか、それとも愛なきディストピアか…?」
ということで、なかなか衝撃的なドラマになりそうです。
性行為等取締法が制定された社会、セトリ(厚生労働省性行為取締官)の幹部を父にもつ太田光(小宮璃央)が性行為が禁じられた社会にはびこる“裏の組織”に巻き込まれていく…というストーリー展開のようです。
ゴールデン枠では絶対に取り組めないテーマだけに、登場人物の「性」に対する考え方をどのように描くのかに注目です。
「夫を社会的に抹殺する5つの方法」(テレ東)
夫(野村周平)の暴力・モラハラに苦しむ奥田茜(馬場ふみか)が、
「簡単には殺してあげない。生き地獄をアナタに味わわせてあげる――」
と、夫を社会的に抹殺しようとする復讐劇とのこと。
「復讐劇」といえば、フジ系の「嘘の戦争」とも重なりますが、こちらは恋愛がらみ。
その復習方法とは?
ここまでを振り返ると、今期は「頭数」は揃っていそうです。
あとはその内容次第ですね。
うまく時間をつくりながら、優秀な作品を逃さないようにしていきたいと思います。