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2022年秋ドラマ 序盤戦からの取捨選択②〜「俳優の魅力 > 脚本」というジレンマ〜

2022年秋ドラマ 序盤戦からの取捨選択②

 2022年秋ドラマの序盤を視聴して、評価をしております。

 前回はこれからも観続けたいと思えるゴールデン枠のドラマについて書きました。

 

 今回は残念ながら離脱しようと考えているドラマと、深夜枠のドラマについて…。

 

「俳優の魅力 >脚本」では少々きつい…

 前回紹介した「観続けたいドラマ」の魅力で共通するのは、「俳優の魅力」でした。

 「川口春奈さん」「奈緒さん」「山田涼介さん」ともに、若手俳優として魅力に溢れた俳優さんです。

 しかしそれだけで無く、この3作に関しては脚本も合格点を上げられる…ということが今後に向けては重要です。

 

 「silent」「親愛なる僕へ殺意を込めて」に関しては、俳優陣の魅力と同じかそれ以上の脚本の力が大きく、作品自体の魅力に溢れています。

 「ファーストペンギン」に関しては、どうしても先が読める展開ですが、奈緒さん以外の周囲の俳優陣を活かした脚本が効いており、どうにか最後まで引っ張っていけそうです。

 

 しかし…。
 以下の作品はどうしても作品自体が陳腐と感じ、私としては恐らく今後は観ることはないでしょう。

 

 まず「アトムの童」
 感心したのは山崎賢人さんの演技には感心しました。

 正直、
「この人、こんなに演技がうまかったっけ?」
と、変な意味で感心してしまったくらいです。

 

 しかし…。
 今後の展開が見えすぎです。

 「アトム玩具」廃業の危機に際し、プログラミングの天才「那由他」が立つ…という、あまりにもお決まりの展開。

 しかも、ライバル企業にはラスボスが存在し、かつての盟友が当面の壁として立ち塞がる…。

 どう考えても最終的にはアトム玩具が勝利し、かつての盟友と和解し、ラスボスを蹴散らす…という展開しか見えません。

 最近のTBS日曜劇場は、完全に「水戸黄門化」してしまい、余程展開が楽しみでないと最後まで観続けようという意欲が湧いてこなくなってしまいました。

 今回は正にその典型的な形。
 ゲーム業界の話…ということでストーリー展開的に発展性もないでしょうし。

 

 TBSは、そろそろ日曜劇場枠の在り方を根本的に考え直す必要があると考えます。

 テレ朝の王道刑事ドラマ枠も最近では緯線のような視聴率が出なくなっています。
 さすがに限界を迎えています!

 

 また、「霊媒探偵・城塚翡翠」は、どうも清原さんの演技だけ浮いていて、肝心のストーリーから乖離しているように感じました。

 ドラマを観る上でこのような「違和感」が生じること自体が異常です。
 脚本なのか、演出なのか?

 役者のよさを活かせないというのは問題ですね。

 こちらも早々にリタイヤ確定です。

 

百花繚乱の深夜枠は?

 最近は、「実験的」な意味合いも含み、深夜枠がおもしろくなっています。

 ゴールデンではコンプライアンス的に厳しい内容も通りますし、むしろ内容的にはおもしろくなっている印象です。

 まあ、「BL的」な内容の枠が定着しているのはどうか思いますが。
 そんなに需要があるんでしょうかね?

 

 それはさておき…。
 興味を引かれた作品についてまとめてみましょう。

 

 放送時間も1時間で、他の30分ドラマとは位置づけが異なるかもしれませんが、「sister」がダントツでおもしろそう。

 特に、姉役の瀧本美織さんの怪しく妖艶な演技が光ります。
 姉を盲目的に信じる妹役の山本舞香さんとのコントラストもおもしろく、初回からサスペンス度はマックスでした。

 ストーリー的にも期待がもてました。

 

 「束の間の一花」は、主役の2人の演技がやや固いかな…。
 2人とも病気を抱えている…という設定ということで、初回からもう少し陰の面が描ければ良かったかと…。
 まあ、藤原さくらさん推しとしては、観続けますが…。

 

 その他、先日終了した「青春のアビス」もなかなかの冒険作に仕上がった「ドラマ特区」の次回作「恋と弾丸」もおもしろそうですし、「ヤミ金サイハラさん」もなかなかシュール。
 MBSは今クールもやってくれそう。

 

 テレ東の「青春シンデレラ」も、ベタですが気軽に見られる30分としてはアリかと…。

 

 深夜枠が注目…という傾向は今後も続いていきそうですね。

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