2022年春ドラマ 期待大の3作は?
4月に入り、第2クールのドラマが気になる時期になってきました。
個人的には、今年の第1クールはやや物足りなかったかな…という印象が強いです。
内容的には「妻、小学生になる」がダントツでしたが、視聴率が伴わず残念。それ他も脚本を含め、内容的に弱かったものが多かったと感じています。
しかし…。
第2クールとなる春ドラマは、非常に期待が持てるのではないでしょうか?
まずもってキャスティングが非常に魅力的なドラマが多い印象ですし、物語の展開に期待ができるものも…。
というわけで、今回は大いに話題を呼びそうなドラマを3つ選んでみました。
キャスティングの妙
今回選んだ3つのドラマは、まずもってそのキャスティングだけで、
「観てみようかな…」
と思わせてしまうものばかり。
もちろん内容が最も大切ですが、その前に「観てみたい!」と思わせる魅力が無くてはそもそも視聴率にも結びつかないわけです。
ここに各俳優さんの力量やこれまでの実績、そして競演時のプラスαを感じさせるキャスティングの妙が重なってくるはずです。
①「元彼の遺言状」
私なんかは、「綾瀬はるか × 大泉洋」という組み合わせの段階で視聴確定です。
大泉さんの演じぶりは大方の予想がつきますが、綾瀬さんは相手役でその演技ががらりと変わる印象が非常に強いです。
最近で言えば、「義母と娘のブルース」「天国と地獄」での、竹野内豊さん、佐藤健さん、高橋一生さんとの丁々発止のやり取りは、綾瀬さんの演技力の高さを見せつけたのではないでしょうか?
敏腕弁護士として、恐らくは軽いノリの大泉さんと渡り合う演技に期待したいところですし、遺言状を巡る本格的な推理ものとしても楽しみなドラマとなりそうです。
②「インビジブル」
こちらも、「高橋一生 × 柴咲コウ」のバディもの…といった時点で視聴確定。
豪腕刑事と、正体不明の犯罪コーディネーターとの組み合わせ。
役柄もストーリーも異なりますが、「天国と地獄」の綾瀬さんとのバディを思い起こさせるような構成ではあります。
ドラマ後半で、インビジブル「キリコ」の正体が明らかになっていく様をどのように描いていくのかに興味がそそられますね。
③「マイファミリー」
多部未華子さんを活かすことができるのか…という一点に注目!
TBS日曜劇場としては、久しぶりに半沢タッチ以外のドラマになりそうでほっとしています。ある程度視聴率が計算できるからでしょうが、勧善懲悪、正義は勝つという「水戸黄門的なドラマ」を続けるのはもうやめにしてもらいたいものです。
「マイファミリー」は、娘を誘拐された両親が、警察を排除しながら娘を助け出す中で「家族の絆」を試される…というもののようです。
TBSは「ノンストップファミリーエンターテインメント」と銘打っていますが、「誘拐事件」というありふれた題材の中に、どのような形で「家族の絆」を描いていくのか?
完全オリジナル脚本ということで、そのストーリーが非常に楽しみです。
そして、「母親役」を演じ多部未華子さんに注目なのですが、果たして二宮さんが多部さんを生かし切ることができるのか?
この2人の演技の融合が、プラスαを生み出すことができれば、内容的にも評価されるドラマになっていくのかもしれません。
次回は、その他の気になるドラマについて…。
★追記★