Apple Watch UltraへのMicroLED搭載問題が混沌
先日、2024年にも発売されるApple Watch UltraにおいてMicroLEDを搭載する…という情報をお届けしました。
いよいよ…、という感じです。
miniLEDはしっかりと市場投入されているのに対し、MicroLEDはどうも製造の歩留まりが芳しくなかったようで…。
そして…。
この「MicroLED」の製造元について、様々な情報が錯綜しています。
内製? 委託? それが問題だ
上掲の3記事、MicroLEDの製造をそれぞれ「Apple」「Samsung」「LG」としており、まったくもって話が違うのです。
ガーマン氏は「2024年内製説」。
韓国メディアET Newsは「SamsungMicroLED開発開始説」。
ロス・ヤング氏は「2025年LG説」。
特にガーマン氏とロス・ヤング氏の説は全くの真逆となっていますね。
ET Newsは非常にあやふやな書き方がされており、Apple内蔵説を併記しながら、「Samsungの開発が間に合えば…」というような意味合いも含めているようにも感じます。
個人的には、
「内製はないのでは?」
と考えます。
これまでもAppleが携わるのは開発まで…。
実際の製造は他社に任せてきました。
ただ、最近話題になっている「自社製モデム」の話題もあり、もし本格的にAppleが「内製」にこだわるのであれば、Appleの新しい企業体制が一気に構築されていくことになるのかもしれません。
さすがにチップの内製は無理でしょうが、徐々に内製の部品を増やそうとしているのか?
それとも、これまでのApple流の企業体制を維持していくのか?
Appleの未来を考えたときに、非常に重要なポイントになってくるような気がします。