iPad(第10世代)はUSB-C/Apple Pencil(第2世代)に対応?
先日、MySmartPriceが、iPad(第10世代)のCADデータをもとにしたレンダリング画像を掲載しました。
その画像がこちら。
このデータが正しければ、非常に残念ながら今回の第10世代もApple最大の過去の遺産「ホームボタン」は残りそう。
本当ですか?
AirのようなTouch ID内蔵の電源ボタンにするにはコストがかかる…ということなのでしょうか?
その他、これまでの無印iPadが上位モデルと異なっていたのが本体側面の処理、Apple Pencil(第2世代)への対応、USB-Cの対応といったあたり。
今回のCADデータでは、そのうちのいくつかが変わることになるかもしれません。
そんな中、Apple Pencil(第2世代)への対応、USB-Cの対応を予想する記事が投稿されました。
Apple Pencil(第2世代)充電用の「フラット化」
記事によると、
YouTubeの人気チャンネル「Max Tech」のVadim Yuryev氏(@VadimYuryev)が、iPad(第10世代)はUSB-C端子を搭載し、Apple Pencil(第2世代)に対応するとの予想を、Twitterに投稿した
ということです。
確かにCADデータの図面を見ると、端子がUSB-Cになっているように見えます。
他のiPadが全てUSB-C化されていることを考えると、さすがに今回は採用されるのでは?
iPhoneに関しては、2023年でようやく…という噂が立っているUSB-C。バッテリー容量の大きいiPadに関しては、それに先立って…という考え方は至極真っ当です。
また、Apple Pencilに関してはどうでしょう?
第2世代に対応するためには、まずもって充電方式の変更が第一。端子がLightningからUSB-Cになるということは、第1世代のApple Pencilを捨てるということを意味します。
更に、本体側面のフラット化が止め。
磁気吸着充電方式で充電を行う第2世代に対応するためには、側面がフラットでなければならないわけです。
Vadim Yuryev氏の見解は非常に理に適っていると言えるでしょう。
しかし…。
筐体のフラット化、USB-C化という大幅な変更を施しながら、なぜ「ホームボタン」は残すのか?
ここまで大きな変更をするんだったら、一気にホームボタンをなくす全面改定まで進んでも良かったのでは…と考えてしまいます。
やはり、iPhoneSE3でもホームボタンを採用するように、廉価版にホームボタンを用いなければならないコスト的な制約があるのでしょうかね?
ベース価格の上昇も懸念されAppleデバイスですので、そろそろホームボタンからの「卒業」を考えなければならないのでは?