2024年、OLED搭載iPad Proの価格がヤバいことに?
現在miniLEDディスプレイを搭載しているiPad Proですが、「2024年」モデルからは「OLED」ディスプレイが搭載される…という情報については、本ブログでも何度もお伝えしてきました。
個人的には、目への刺激の少ないOLEDが、MacやiPad等の大きいサイズのディスプレイを搭載するデバイスに有効である…と考えています。
ただ…。
問題は価格。
miniLED搭載で価格が上昇したiPad Proに引きづられるように他のiPadの価格も上昇しているように感じますし、miniLEDの上位モデルとしてOLEDを考えていると思われるAppleの言動からすると、恐らくは「OLED版iPad Pro」の価格は更に上がるはず…。
M2チップ搭載のiPad Proの価格は、円安の日本では異様に高く感じてしまう段階まで来ているだけに、これ以上の値上がりは困ります。
そんなOLED搭載iPad Proの値段について記事が来ています。
やはり「値上がりありき」で進むのでしょうか?
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少なくても3万円以上の値上がり?
記事によると、
来年発売されると噂の有機EL(OLED)ディスプレイ搭載iPad Proは、現行モデルと比べて大幅に値上げされることが懸念される
ということです。
まずもって気にかかるのは、
「従来のOLEDよりも、iPad Proが採用しようとしているものが2倍以上の価格になる」
ということです。
記事中には、一般的なOLEDディスプレイパネルの部品単価が100ドル(約15,000円)〜150ドル(約22,500円)であるのに対し、Appleが搭載を予定しているとされる「2層・スタック型のOLEDディスプレイ」は11インチモデル向けが270ドル(約40,500円)、13インチモデル向けが350ドル(約52,500円)になるというのです。
単純に考えても、12.9インチiPad Proでは「3万円」のプラス…。いやいや、一体誰が購入することを想定してるの…という話になってくる価格では?
20万円超えが見えてくるような代物は、さすがに一般のユーザーでは手が出ないでしょう。
青天井方式はマジ勘弁!
また、私が心配しているのが、昨今のAppleデバイス高値傾向です。
現状、「コロナ禍」「ウクライナ情勢」と、想定外のダブルパンチが世界経済を襲っている…ということで渋々納得したとして、問題はその後です。
この2点がクリアになったときに、果たしてAppleデバイスの価格は下がるのでしょうか?
これは、為替問題どうこうではなく「元値」のこと…。一般的に考えると、原材料費が下がれば製品の価格も下がって当然だとは思うのですが、常に最新かつ高品質の部品を使うAppleデバイスでは、「先進性」を言い訳にされて実質的な値上げ状態のまま価格がキープされてしまうのでは…と考えてしまうわけです。
正に「青天井方式」。
Appleの製品で、元値の設定自体か下がった…ということが今まであったものでしょうか?
それでもAppleはこの路線をひた走るのでしょうかね?