iPhone、Galaxyよりも高いリセールバリューは相変わらず
iPhoneを選択する理由の1つとして、その「リセールバリューの高さ」があることは明らかです。
特にキャリア購入ではなくApple Storeから一括購入するするような場合は、このリセールバリューがあるからこそ思い切って毎年の機種変更もできるというものです。
これに対してAndroid勢は、「Galaxy」「Pixel」という有名どころでさえこの点に関しては弱い…ということが共通認識でしょう。
そんな中、iPhone14とAndroid勢とを比較したリセールバリューに関する記事が来ています。
iPhoneは強いが、「14」は…
記事によると、
アメリカでは2022年10月に発売されたばかり、日本ではこれから発売となるSamsungのフラッグシップスマートフォンGalaxy S23の下取り価格が、アメリカにおいてはすでに43.3%も下がってしまったことが分かった
ということです。
情報元の「SellCell」の元記事の資料がなかなか興味深いものになっています。
まずはiPhone14、Galaxy、Pixelの購入2ヶ月後のリセールとその下落率を比較した資料です。
新同品・良品ともにPixelの寝落ち率が非常に大きくなっており、iPhone14が最も小さくなっています。Galaxyはその中間といったところでしょうか?
ただ…。
意外にiPhoneとGalaxyの差が小さいような気がします。
記事では、iPhone14はiPhone13の時よりも寝落ち率が大きい…と述べられており、納得が行きますね。以下のようなグラフもあります。
これを見ると、iPhone13がいかにリセールバリューが良かったかがよく分かります。13と14とで、全く異なる機種のリセールを見せつけられているような気分にさえなってしまいます。
正直、何故iPhone13シリーズの人気がこれ程高いのかよく分かりません。というか、14になって急激に価値が下がってきた…という見方ができるのかもしれません。
iPhone15シリーズは、3nmプロセスルールで製造されたチップが搭載取れることで盛り返すことができるか…。
はたまた、今回のようなリセールバリュー低下が今後の標準となっていくのか?
早いタイミングでの機種変更を考えている層にはなかなか気になる問題です。