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ショック! M3チップ搭載MacBook Airの発売時期が延期?〜TSMCの歩留まりが向上せず?〜

M3チップ搭載MacBook Airの発売時期が延期?

 3nmプロセスルールで製造されるApple Siliconはいつ登場するのか?

 以前はWWDCにもMacで…という噂がありましたが、私は「iPhone15 Pro」と考えてきましたし、どうやら最近ではその考えが主流なりつつあるようです。
 「Apple Siliconは、Aチップ→M〇チップ→M〇Pro/Max/Ultra/Extreme(?)と進化していく…」という考え方は、非常に理に適っていると考えます。

 

 さて、そうなると3nm「A17Bionic」は今年の9月に登場することが濃厚ですが、問題は「M3」。「M1」のことを考えると今年の終盤に「Air」「Mac mini」「iMac」あたりに搭載されてもおかしくはない…と、本ブログでも考えてきました。

 

 そんな中…。
 M3搭載Macの登場が遅れる…という記事が来ています。

 

TSMCの歩留まりが向上せず?

 記事によると、

M2後継となる新しいAppleシリコン「M3」を搭載するMacやiPadが年内に発表されることはないと、リーカーのRevegnus氏(@Tech_Reve)がTwitterに投稿した

ということです。

 

 Revegnus氏によると、その原因は、
「M3を製造するTSMCの3nmプロセスの良品率(歩留まり率)が低いこと」
ということです。

 これ、先日の「3nmチップをAppleが独占」「iPhone15シリーズ製造コストアップ」という記事にも繫がってきます。

 

 3nmチップの歩留まりが悪いからこそAppleの独占状態になる可能性があり、そうなると当然価格の上昇にも繫がる…。

 今回の情報からは、「Appleが独占」とされてはいるものの、それでも3nmの供給量は不足する…という可能性があるということですね。Appleとすれば「iPhone15 Pro用のA17Bionic」は最優先で製造する必要があるでしょう。Appleの生命線です。その裏で、どうしてもMac用は後回しにならざるを得ない…ということなのでしょう。

 

3nm技術、手強い!

 台湾メディアDigiTimesは、
A16 Bionicなどを製造しているTSMCの4nmプロセス(改良型5nmプロセス)の良品率が70%以上なのに対し、3nmプロセスの良品率は55%に留まっている
と述べているようです。

 

 素人考えで行くと、従来の技術でも「30%」は不良品が出る…ということで、半導体というのは一筋縄ではいかない技術なのだな…と実感します。

 一時期は滞りが予想されていたチップの高精細化は、最近に至っては思いの他スムーズに進んで来たような気がします。しかし、「3nm」というのは1つの壁なのか?

 「2nmプロセス」に向けた計画はすでに見えているものの、今後の高精細化に関してはいくつもの壁が待っているのかもしれませんね。

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