2014年、iPhone16はどのように進化する?
数年前から、9月の新型iPhoneが登場するや嫌な次年度のiPhoneについての情報が飛び出したり、新型登場以前に2世代先の機種情報が出たりと、リーク情報が次第に前倒しになっているように感じます。
まあ、Appleの戦略が「2年ごと」のメジャーアップデートを基本に動いていることから予想しやすい…ということもあるのでしょうが、その先取りの予想が結構な確率で当たっているあたりが興味深いですね。
さて、先日、
「iPhone16 Pro/Pro Maxのディスプレイサイズが、それぞれ6.3インチ、6.8インチへと拡大される」
という情報をお届けしました。
また、
「Pro Maxの名称が"Ultra"に変更される」
という噂も根強く残っています。
このあたりについて現状をまとめる記事が来ています。
「Ultra」は「iPhone16 Ultra」として登場?
まずもって、この記事では、
iPhone16シリーズにはiPhone16とiPhone16 Plus、iPhone16 ProシリーズにはiPhone16 ProとiPhone16 Pro Maxがラインナップされる見通し
としています。
まあ、14シリーズで不人気とされる「無印plus」をどのように考えるのか…という点に課題は残りますが、基本的にはこの線で進むでしょう。
ただ、問題は「Ultra」です。
記事では、
「iPhone16 Ultraもラインナップされる」
とされているのですが、これが「Pro Max」を置き換えるものなのか、それともPro Maxの更に上位の機種として新設されるものなのか…については不明としていますね。
う〜ん、どうでしょう?
個人的には、これ以上iPhoneの派生モデルを増やすことは得策ではないように感じます。iPad(第10世代)が登場した際に、その中途半端な価格設定からモデル数過多を指摘されていました。以前は「シンプルな機種構成」が特徴だったAppleですので、戦略を大幅に転換していることが果たして正解なのかそうでないのかに関しては慎重に判断すべき内容でしょう。
もしPro Maxの名称をUltraに置き換えるだけだったら何の問題もありません。
しかし、Pro Maxは残し、フラッグシップとしてUltraを新設するのであれば、それなりの機能が備わっていることが求められます。
その際の、「UltraのUltraたるゆえん」は何になるでしょう?
「スクリーン下Face ID」「スクリーン下インカメ」「スクリーン下Touch ID」「感圧式ボタン」等、これまで噂になっている次世代技術はたくさんあります。
これらをPro MaxではなくUltraに搭載して差別化を図る…ということになるのか?
私は素直に「Pro Max→Ultra」でいいと思うのですが、MacのMチップでいうと「Max」の上に「Ultra」というチップが存在しますので、気になるところです。