カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

Appleは、iPhone用「MicroLED」の自社生産を目指す?〜Samsungからの脱却なるか〜

Appleは、iPhone用「MicroLED」の自社生産を目指す?

 今年に入って、iPadやMacの「OLEDディスプレイ搭載」に関する情報が乱立してます。2024年とも25年とも言われているわけですが、Apple Watchに初めてOLEDが搭載されてからの年月を考えると、
「まだ達成できないの?」
という気持ちになってしまいます。

 OLEDに関しては、「折り曲げられるディスプレイ」等のOLEDの特長を活かしたプロトタイプとも言える品はかなり以前から発表されているものの、なかなかそれが市場に出回ってこない…というのが現実。

 「ディスプレイの壁」は我々素人の想像以上に高いもののようです。

 

 さて、OLEDの「次」と期待されているのが「MicroLED」であることは、本ブログでも再三お伝えしてきたところです。しかしこのMicroLED、OLED以上にやっかいな代物で、現状でもコストや歩留まりの問題が解決できていないようですね。

 しかし、Appleはこの「MicroLED」に真っ向から取り組む覚悟なのかもしれません。

 なんと、AppleはiPhone用「MicroLED」の自社生産を目指す?

 

当然スタートは「Apple Watch」から…本当に可能なの?

 記事によると、

Nikkei Asiaが、AppleはiPhone用マイクロLEDディスプレイを自社で製造することを計画、ディスプレイ供給をSamsungに依存している状況を改善すると報じた

ということです。

 

 当然ディスプレイも様々な部品の集合体になるわけで、記事では、
「製造に用いる12インチウエハーはTSMCが、マイクロLEDチップはOsramが、基板はLG Displayが供給する」
としており、それらを用いて台湾北部の桃園市龍潭区にあるAppleの研究開発施設で製造される…としています。 

 

 単純に…。
「本当に可能なの?」
と思ってしまいます。

 現状でさえディスプレイに関してはSamsungにおんぶに抱っこ。スマホ業界においてしのぎを削るSamsungにディスプレイの殆どを依存している…という一種異様な光景です。

 

 こんなていたらくなAppleが、本当にMicroLEDの製造なんてできるのでしょうか?
 私は簡単では無いと考えます。
 だって、スマホ用モデムにしても、Qualcommとの係争を経て「Apple純正モデムを投入する…」と言われて早数年。最近では、技術的な壁にぶち当たり、今年どころか来年のiPhoneもクアルコム社製のモデムが搭載されそう…という噂も流れています。

 次々と発表の先送りを行う傾向が見られるAppleにおいては、厳しい未来が待ち受けているような…。

 

当然スタートは「Apple Watch」から…

 さて、MicroLEDのスタートは当然Apple Watch、それも「Ultra」になるでしょう。

 果たしてiPhoneに降りてくるまで何年かかるのか?
 楽しみに待つことにしましょう。

スポンサーリンク