iPhone13 Proに「ディスプレイ下埋込み型Touch ID」が?
現行iPhone12シリーズは,前機種が「OLED」「5G対応」となり,iPhoneのスタンダードを再設定する世代となりました。
また,「mini」が登場したり,スクエア型の筐体が復活したりと,デザイン面に関しても新機軸を打ち出しましたね。
その他にも,「Pro」にはLiDARセンサーが搭載されたり,カメラ性能が向上したり…といった真価はもちろんあるわけですが,「超目玉」といえる新技術が搭載されたわけではないような印象を受けます。
これまでに噂されてきた次の「目玉」とすれば,「折りたたみ型iPhone」「ディスプレイ下埋め込み型Touch ID」「MicroLEDディスプレイ」といったところでしょうか?
「折りたたみ型iPhone」に関しては,情報がちらほらと出続けています。
上記の新技術のうちで,来年登場するであろう「iPhone13」に採用されるものがあるのか…という点が非常に気になるところ。
そんな中…。
iPhone13のプロトタイプの中で,2機種に「ディスプレイ下埋め込み型Touch ID」が存在する…という情報が来ています。
2機種ということは,「Pro」への搭載かな?
かなりの難技術… Appleはクリアしたのか?
記事によると,
リーカーのジョン・プロッサー氏がYouTubeチャンネル,FRONT PAGE TECHで,iPhone13のプロトタイプには,ディスプレイ下埋込み型Touch IDを搭載した実働モデルが2台存在していると述べた
ということです。
「2機種」ということは,誰しもが,「Pro」をイメージしますよね。
iPhone13においては,「Pro」の2機種が「ディスプレイ下埋込み型Touch ID」を搭載することで差別化を図り,「無印」に関してはFace IDのまま…ということであれば,機種構成としても納得できます。
この「ディスプレイ下埋込み型Touch ID」に関しては,以前Samsungが搭載したものの,その感度や精度,そしてディスプレイの保護フィルムとの干渉問題等で議論を呼びました。
現行の「S20」ではある程度改善しているようですが,もしiPhoneで採用されるのであれば,物理Touch IDと同等の性能を担保してもらいたいものです。
これまでに,「ディスプレイ下埋込み型Touch ID」に関しては,様々な方法での特許を申請しているApple。
果たして,かなりの難技術とも言える「ディスプレイ下埋込み型Touch ID」への答えを導き出せているのでしょうか?
ミンチー・クオ氏も以前に「2021年」という予想をしていましたが…。
コロナウイルスの影響はしばらく続くことが考えられます。
マスクが離せないとなると,「Touch ID」への要求が増幅するのは必然。タイムリーと言えばタイムリーなのですが…。
私はiPadAir4搭載の「電源ボタンTouch ID」で十分だと…,いや,むしろ確実性とコストのことを考えると,そちらの方がいいとさえ考えるのですが…。
サイズをとるか,認証方式をとるか…
もしiPhone13に「ディスプレイ下埋込み型Touch ID」が搭載されるとなると,個人的に困った問題が生じます。
現在iPhone11Proを使用しており,「mini」のサイズ感に惚れ込んでいる私は,来年のタイミングで「iPhone13 mini」への機種変に傾いているのですが,今回の情報で事情が変わる可能性があります。
サイズをとるか…。
認証方式をとるか…。
またまた悩み続ける日々が続きそうです。