iPhone15 Proシリーズが「3万円(200ドル)」の値上げ?
iPhone15 Proシリーズは100ドル値上げになる…。
結構以前から囁かれてきた噂です。
これまで抑えられてきたTSMCのチップ代金もいよいよ加算されるようになるとのことですし、世界的な情勢がこのインフレでは致し方なしか…とも考えてきました。
また、「無印iPhone」の価格は据え置く…という噂もありますが、「チップ据え置き」等の愚策から人気薄となった「無印」を救うためにはもはや価格面での優遇くらいしかないのかもしれませんね。
しかし…。
ここに来て、驚きの情報が入ってきました。
何と、値上がり額は「100ドル」ではなく「200ドル」かもしれません。
200ドルアップではProの人気も…
記事によると、
Wedbush証券のアナリストであるダニエル・アイブス氏が、iPhone15 ProシリーズはiPhone14 Proシリーズと比べて200ドル(およそ税込30,000円)値上げされる可能性があるとの予想を伝えた
ということです。
これはいけません。
一気に「200ドルアップ」なんて、正気の沙汰ではありません。
記事では価格表も掲載していますね。
もはやProシリーズは「Mac価格」になってしまいます。
価格だけを比較すると、「無印」のお買い得ぶりが際立つのですが、そこはチップ据え置き等の世代間格差ありきの価格設定。話はそんなに単純な話ではないわけです。
でもなあ…。
さすがに高すぎますよ!
14シリーズでは、多少価格が高くてもProシリーズを買い求めるユーザーが多く、無印の不人気ぶりが際立ちましたが、これが「200ドルアップ」となるとどうでしょう。
私は、Pro人気もさすがに低下するように考えます。
「一世代前」狙いが…
では具体的にどうなるのか…。
私は、「一世代前」を狙う層が増えるのでは…と考えます。
というのは、「Pro」と「無印」の間には、ProMotion、カメラ性能等の「超えられない壁」も相変わらず存在していると思うからです。
個人的に言えば、チップ性能は甘んじて一世代前でもいいとしても、「無印」に行けない理由は「ProMotion」ですね。一旦120Hzの滑らかさになれてしまうと、60Hzのカクカクが気になって仕方ありません。
この「譲れない思い」はユーザーによって様々でしょうが、この思いが生じてしまうのであれば一世代前の「Pro」を購入する…という手もあるでしょう。価格も安くなるでしょうし。
逆に、性能面・機能面での差が気にならないのであれは、お得な「無印」を購入するのが吉かと。確実に無印を狙う人が増えるでしょうね。
本当に200ドル値上がりするのであれば…ですが。