OLED登載のMacBookの登場に遅れの予感?
今後のAppleデバイスの注目ポイントとして、まず第一に挙げられるのが「3nmプロセスルール」によって製造されたApple Siliconでしょう。新しい世代に入る…ということで、単純にその性能アップに期待してしまいます。
また、今後訪れる「Mac・iPadのOLED化」も期待大。
目への刺激、色再現性に関すれば、やはり液晶系のディスプレイよりも一枚上手なのでは…と考えます。
この「OLED化」に関しては、「2024年にiPad」「2025年にMacBook」という噂もあり、いよいよその登場が近づいてきたような感じがしますね。
しかし…。
その登場が遅れるのでは?…と思わせるような記事が来ています。
ディスプレイサイズが決まらない? そんなことある?
記事によると、
2025年に発表されると噂されている有機EL(OLED)ディスプレイ搭載MacBookについて、ディスプレイサイズも含めて仕様が確定していないと、韓国メディアThe Elecが伝えている
ということです。
遅れの具体的な要因としては、「Samsungの製造ライン整備の遅れ」としています。「発注から納品までに最も時間がかかる蒸着装置の発注がなされていない」ということのようです。
ただ、その蒸着装置発注の遅れの根本的な問題として、
「第8世代OLEDディスプレイパネルを採用するMacBookの仕様が確定していなのが原因」
という記述があります。
つまり、Samsung側としては製造を進める準備ができているのに、Apple側の仕様が決まらないために製造ラインづくりを行えない…ということなのです。
そんなことあります?
Appleにとっても、これまでの液晶からOLEDへの転換は大きな賭けであるはず。そんな中、数年先のデバイスのディスプレイサイズが決まっていないなんて…。
ただ、最近のMacBookで考えると、「13インチ・15インチ」が主流だったMacBook Proが「14インチ・16インチ」へと変わったり、「15インチのAir」が登場したりと、ディスプレイサイズは拡大傾向です。
また、同じ13インチといっても、「13.3インチ→13.6インチ」と標準のサイズそのものが拡大していますね。
とすれば…。
もしかするとAppleは、更にディスプレイの拡大を考えているのではないでしょうか?
現行、「14.2インチ」「16.2インチ」となっているMacBook Proのディスプレイが、より大きくなって登場することになりのかもしれませんね。
ただ、早めに仕様は決定してもらいたいものです。