折りたたみMacBookが2026年に発売?
ここに来て、OLED、MicroLED等の新ディスプレイを搭載するデバイスの登場時期が遅れる…という情報が相次いでいます。
MicroLEDという全くの新技術の立ち遅れならまだしも、OLEDという比較的こなれたディスプレイを利用するのに何故こんなにも戸惑うのだろう?…という素朴な疑問が頭をよぎります。
そんな中…。
正にこれらとは逆行するかのような話題です。
折りたたみMacBookが2026年に発売?
OLED登載MacBookと「折りたたみMac」が同時期とは考えられないのでは?
記事によると、
Appleは折りたたみMacBookを開発しており、2025年の発売を計画していたがそれを延期し、2026年に発売するとBusinessKoreaが報じた
ということです。
そう、ありましたね、折りたたみMacBookの噂。
以前に記事にしていました。
ただ、この際の「折りたたみMacBook」の登場時期として、「2026年以降」という書き方をしています。
今回紹介した「BusinessKorea」の情報では、
「2025年登場予定のものが2026年に延期」
となっていて、そもそもの前提が異なります。
さて、最近の情報を整理してみると、自ずと今回の記事の正確性が見えてきます。
というのは、先日の記事にも書いたように、OLED登載MacBookの登場そのものが、「2024年→2025年→2026年」と、ここ数ヶ月の間に2年間も後ろ倒しになっているのです。この傾向はMicroLED登載のApple Watch Ultraの遅れも同様の動きですね。
そして、どう考えても、
「折りたたみデバイスが通常の一枚物パネルのデバイスよりも先に出回ることはない」
と言えるでしょう。
折りたたみMacBookには、「20.25インチOLEDディスプレイを搭載」とされていますので、どう考えても通常ディスプレイのOLED登載MacBookの方が先に出てくるでしょうね。
スマホの分野でも、Appleは折りたたみデバイスに関しては非常に消極的です。
最も早く登場するであろうデバイスは「iPad mini」なのではないか?…とされていますが、それも今年は無理。来年でもどうか?…という感じです。
「折りたたみ」に関しては、Appleは相当に慎重に対応している…と考えるべきです。
物理キーボードが無いMacが受け入れられるかどうかも怪しい中で、そんなに急いで折りたたみMacBookを出す意味合いも見つかりません。
新型パネル登載のデバイスに関する開発遅れの情報が相次いでいるのは憂慮すべき事柄です。
この先数年でどのような変遷を遂げていくのか、注視していきましょう。