iPhoneのガラス強化に関する特許を申請
スマホの画面がどんどん大型化することで視認性は良くなったわけですが、その携帯性は絶対的に損なわれています。また、筐体が大きくなることで、落下の危険性もアップしているように思えます。
スマホ登場以来、我々ユーザーを悩ませて来たのは「落下時のディスプレイ破損」でした。近年ではワイヤレス充電用に背面がガラスで覆われているものも多く、前面も背面も危険がいっぱいです。
そんな中…。
iPhoneのガラス表面の加工技術に関する特許が申請されました。
「ノンプロテクションガラス」を一般的にして欲しい!
記事によると、
Appleは、iPhoneガラスの表面加工技術に関する一連の新たな特許を取得したことが明らかになった。「化学強化・テクスチャー加工ガラス製ハウジング・メンバー」と名付けられた特許には、ガラスをさらに強化するための方法が説明されている
ということです。
技術的には、「アルミノシリケートガラス基板」「溶融複合コーティング」「イオン交換層」などにより、ガラスを科学的に強化する…という考え方のようです。
いいと思います。
現在のスマホの姿を考えると、「ガラス強化」は最重要課題といっていいでしょう。むしろ、これまでの議論が少なすぎたくらい…と感じるほどです。
個人的には、iPhoneのディスプレイに保護ガラスを張りたくないタイプです。プロテクションガラスを張った分の厚みによる感覚の違いや見た目の悪さ等、引っかかる部分を感じるためです。
その分、ケースを装着し、レザー製のスリーブに入れて持ち歩くようにしているので、ここ最近は「無傷」で過ごせています。
将来的には、「スリーブ無し」、欲を言えば「カバー無し」でも安心して利用できるようになれば最高ですね。
iPhone15は難の素材?
さて、昨年末に、ゴリラガラスの最新版である「Gorilla Glass Victus 2」が発表されました。なんでも落下時の耐衝撃性が相当アップしたということです。
iPhoneの「セラミックシールド」との関連性やどちらが優れているのか…という点が非常に気になりますが、iPhone15シリーズにはより強固な素材を活用してもらいたいものです。