M3 Pro/Max搭載Macの登場はいつ?
先日、M3搭載Macの登場時期に関する記事をお届けしました。
注目のポイントは、
「M3が今年中に登場するのか?」
という一点につきます。
「M3」に関しては、「2023年中」の登場を実現させることができれば最高のスタートとなりそう。2024年3月までずれ込むといつもどおりの立ち遅れ…ということになってしまうかも知れません。
そんな中…。
今度は「M3 Pro/Max」の予想が来ています。
2024年半ばにでてくるのであればMacがリードを広げられる!
記事によると、
M3 ProおよびM3 Maxを搭載するMacBook Proと、M3を搭載するMac miniの発表時期に関する予想を、Bloombergのマーク・ガーマン記者が伝えた
ということです。
この中でガーマン氏は、
〇M3 ProおよびM3 Maxを搭載するMacBook Proが、2024年半ばまで
〇M3を搭載するMac miniの発表は、2024年後半
と予想しています。
注目はやはり「M3 Pro/Max」の方です。
なんといってもMac Book系の屋台骨を支えているのがMacBook Proであるわけで、その看板機種に「どれだけ早く3nmプロセスルールの新世代チップを積めるか?」ということはMacの売上げに大きく影響してくることは必定です。
3nmチップを製造するTSMCにおいて、「2023年の3nmチップはApple製のみ」という情勢であることが報じられています。
つまり、歩留まりに問題を抱え、値段も上がってしまいそうな3nmチップを独占的に手に入れることができるわけで、「iPhone15 Proシリーズ」だけでなく、「M3」もいち早く2023年中に投入することで、他メーカーとの差別化を図ることができます。
これに続いて、一気に高性能チップである「M3 Pro/Max」チップを投入できるのであれば、Macの強烈なアピールポイントを手に入れることができるでしょう。
ただ、この時期が遅くなるほどにメリットは小さくなることも当然予想されます。
他メーカーが3nmチップを手に入れることができる時期は分かりかねますが、M3 Pro/Maxの投入時期が秋以降となってしまえば、せっかくの機運に水を差すことになりかねません。
これが、
〇M3 Pro/Max→2024年半ば(WWDC付近で発表?)
〇M2 Ultra→2024年年末まで(今度こそM3Extremeもあり?/2025年春では遅すぎ?)
というスケジュールを組めるのであれば、これまで若干遅れ気味だったApple Siliconの回転を上げることもできるでしょうし、他メーカーの3nmチップが出揃う前に市場投入することもできるでしょう。
M2 Pro/Max搭載のMacBook Proの売上に関しては、「不調」という声も聴きます。
恐らくは、新世代アーキテクチャで製造されるM3 Pro/Maxを待っているユーザーが多いのでしょう。
Appleとしては、こちらも「なる早」で行きたいところなのでは?