アクションボタン、使えそう?
iPhone15 Proシリーズの新機能として噂されている「アクションボタン」。
本ブログでは、Apple Watch Ultraのアクションボタンの機能割り付けに制限が多かったこともあり、「それほど期待できないのでは?」と考えてきました。
そもそもApple Watchでは、盤面のコンプリケーションからすぐさまアプリを起動させることができるため、アクションボタンの意味合い自体が弱かった…と今になって見ると感じます。
そんな中…。
iPhoneのアクションボタンに割り振られるであろう機能の予想が報告されています。
これ、以外に使えるのではないでしょうか?
ノーステップの考え方はiPhoneでこそ生きる!
記事によると、
MacRumorsによると、リリースされた「iOS 17 beta 4」のコード内から、アクションボタンに関するヒントが見つかったことが分かった
ということです。
iPhone用アクションボタンには、「9つの異なるオプション」があることが判明したとのこと。コードからは、9つの「機能名」しか分かっておらず、記事ではその機能名から具体的な機能内容を予想しています。
以下がその予想機能。
これを見て、ふと考えました。
常時点灯をさせているApple Watchにおいては、盤面にコンプリケーションが常に表示されています。私なんかは8つのコンプリケーションが表示できるInfographを愛用しており、特にアクションボタンが無くても全く困らないわけです。
まあ、Apple Watch Ultraにおいては、ダイビング等の盤面タッチがしにくい環境時でのアクションボタンの押しやすさ…ということも考慮されているようですが、そこまでハードに利用しないユーザーにとっての魅力はそこまで大きくありませんでした。
しかし…。
iPhoneにおいては、そもそもホーム画面に辿り着くまでに「ワンフリック」が必要です。そこからお目当てのアプリをタップすることになるわけです。
加えて、機能自体が制限されているApple Watchとは異なり、一枚目のホーム画面に配置したいアプリは山ほどあるわけで、ウィジェット配置が当たり前になった今、アプリの「精選」は大いなる課題になっているはず。
つまり、ひと手間かけて辿り着いたホーム画面に、必ずしもアクションボタンに割り付けたい機能が配置されているとは限らない…のではないでしょうか?
私はApple Watch Ultraのアクションボタンにいざといときにすぐさま使いたいストップウォッチを割り付けていますが、これ自体Watchの盤面には割り付けていない機能。Apple Watchですらそうなのですから、iPhoneにおいては「ホーム画面に配置したいアプリとアクションボタンに割り付けたい機能との齟齬」が発生する可能性が高いと思うわけです。
だとすれば、機能に辿り着くまでに手間のかかるiPhoneのアクションボタンは、Apple Watchのそれよりもユーザーにとっての必要度が上がることに繫がるのではないでしょうか?
ホーム画面に置くほどではないが、いざというときにストレス無く使いたい機能。(逆に言えば、これまで仕方なくホーム第一画面に登録していたアプリをアクションボタンに割り付け、二画面以降に繰り下げることもできます)
また、ホーム画面に行くまでのワンフリックさえも煩わしく、すぐさま起動させることが有用な機能。
このような機能をアクションボタンに割り付けることで、ほんのちょっとだけ生活が快適になるのではないでしょうか?
私にとっては、「カメラ」「ボイスメモ」「翻訳」が魅力的かな?