2024年にも「Apple Watch X」が登場か?
iPhoneは、登場10年目に「iPhone X」を発売し、それまでの「ホームボタン」を廃止。新たに「ノッチ」が登場して、ベゼルレスのスタートを切りました。
ディスプレイが広がった…というデザイン上の一新も革命的でしたし、それまでの指紋認証を廃止してFace IDへと生体認証方法を一気に切り替えたことは世界中に衝撃を与えました。
そして…。
2015年にSeries1が登場したApple Watchも2025年には10周年を迎えます。
iPhoneと重なるように、このタイミングで「一新」の噂が上ってきました。
「Apple Watch X」が登場する?
形状、バンド取り付け方法が一新?
記事によると、
Appleは、2024年か2025年にApple Watch Xの発売を計画しており、新機能を搭載し、バンドの取り付け方法が変更されるかもしれないとの予想を、Bloombergのマーク・ガーマン記者が有料ニュースレター「Power On」で伝えた
ということです。
2022年に「Apple Watch Ultra」が登場したことで、これまでの印象とはかなり異なる派生モデルが追加されたわけですが、ノーマルモデルのデザイン変更は無し。
もちろんノーマルモデルも、これまでに何回もそのデザインについては手直しが図られてきました。ただ、常にそのデザインには一貫性があり、ある意味では物足りなさを感じさせる部分でもありました。
今回、ガーマン氏が強調しているのは、「バンドの取り付け方法の変更」ということです。
現在のスライド式ではどうしても本体端に金具を取り付ける溝を配置しなくてはならず、本体の内部スペース削減に繫がってしまっていたことは事実です。
何でも「マグネット式」等の方法でこの「ロス」をなくそうとしているようですがどうでしょう?
でもなあ…。
そうすると、「磁力」を確保するために、ますますWatchの筐体は「四角形」にならざるを得ないでしょうね。私が望む「円形」では、磁石がくっつくためのエリアを確保しづらいでしょうから…。
となると…。
これまでにない形状変更…とはいうものの、基本的にはこれまでのApple Watchのデザインを継承したものになりそう。個人的には、より「時計」を意識するようなデザインにしてもらいたいのですが、どうもAppleの思惑はそこには向かっていないような気がします。
しかし、気になることも…。
これまでしっかりと継承されてきたApple Watch用のバンドの互換性。これは完全にリセットされてしまうことになるでしょうね。
私は昨年NOMADのチタン製バンドを購入しましたが、これが流用できなくなるのは大変ショックです。さすがにアダプタを噛ませて利用する…ということもできないでしょうから。
それらを踏まえ、どうせやるんだったら、ユーザーが、
「このデザインためだったら新たなバンドに投資してもしょうがない」
と感じさせるようなデザインに仕上げてもらいたいものです。