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「A17 Pro」の省電力性について考える〜本体が厚くなったのに容量は…〜

「A17 Pro」の省電力性について考える

 先日、A17 Proの性能面について考える記事をお届けしました。

 今回は「省電力性」について…。

 個人的に…。 
 「A17 Pro」チップに関しては、その性能よりも省電力性の向上を期待してきました。性能面ではもう十分に満足できているので、バッテリーもちのよさで革命を起こして欲しい…という考えです。

 そして、これまでの噂では、
「本体の厚みが増すもののバッテリー容量が増加し、それにチップが高精細化したことによる省電力性のアップも相まって、相当バッテリーのもちが向上する」
されてきました。

 しかし…。
 現実にAppleが発表したバッテリー継続時間はiPhone14と変わらず…という結果でした。

 

 その上…。
 バッテリー容量そのものも殆ど変わっていないことが判明しました。

 どうなってるの?

 

何故本体が厚くなったの?

 まずもって、14と15まバッテリー容量の比較を。

 

 何と、全ての機種で「微増」というしょぼい結果に…。
 ほぼ「変わらず…」といっていいほどの誤差レベルです。

 なんということでしょう。
 一番の衝撃は、
「本体の厚みが増しているのに、バッテリー容量に変化がない…」
ということ。

 

 これまでの予想では、「積層型」のバッテリーにすることで厚みはますものの、その分バッテリー容量が増加する…ということだったのですが?

 また、この「厚み=容量増加」に加え、3nmプロセスルールによるチップの省電力性も加わり、「20〜30%」程度のバッテリー持続時間の向上が見込める…ということだったのですが?

 

 今回のiPhone15シリーズの「事実」からすると、上の2点ともに見事に裏切られた…と言う結果になってしまいます。

 そもそもバッテリー容量は変わらず…。
 そして、A17 Proの省電力性向上もなし…。

 

 せめて、
「A17 Proの省電力性はアップしなかったものの、その分をバッテリー容量を増やして対応しました!」
と言ってくれればよかったものの、それさえもないわけです。

 

 そして…。
 最大の謎は、
「だったら何故本体が厚くなったの?」
ということ…。

 バッテリー構造を「積層型」にすることで厚みが増したが、省電力性は変わらなかった…といおもしろくもない落ちなのでしょうか? 層だとしたらむしろ改悪では?

 Pro Maxの厚み増は、「テトラプリズムレンズを埋め込むため」という理由も探せますが、Proに関しては言い訳さえも見当たらないのではないでしょうか?

 

 後は、
「数値は変わらないが、実際の使用においてはバッテリーもちがよくなった…」
という「大逆転」に期待するしかありませんね。

 いずれにせよ、もし省電力性の向上がないのであれば、一気にiPhone15 Proシリーズの価値は下がってしまうことになるでしょう。

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