iPhone15 Proの発熱はiOS17のバグで修正可能
世をさせがせているiPhone15 Proの発熱問題。
本ブログでは、
「これまでのiPhoneも発熱に反して気になる部分は存在しており、程度の差こそあれ想定の範囲内」
という考えを持っていました。
また、YouTubeで発熱をアピールする方がいる反面、iPhone14 Proと比べて同等なのでは?…という実験を行っている方もおり、自体はやや沈静化している用にも見受けられます。
そんな中…。
「発熱」はiOS17のバグと特定のアプリとの相性によって発生する…というAppleの見解がもたらされました。アップデートで修正可能…との見方です。
「Infograph」「Uber」等の特定アプリのせい?
記事によると、
iPhone15 Proシリーズが発熱する原因は、InstagramやUberなどのサードパーティのアプリをiOS17で実行することに伴うもので、今後、iOS17をアップデートすることで解消に向かうとBloombergが報じた
ということです。
また、Appleからも、
iPhoneが予想より熱くなる原因は、iPhone 15のハードウェアの問題ではなく、「iOS 17」のバグと、一部のサードパーティ製アプリの最近のアップデートによるシステムへの過負荷問題が原因だ
という見解が発表されました。
このうち、「Instagram」に関しては、すでにアップデートで修正をかけたと主張しているようです。
ということは、最も懸念された、
「A17 Proの問題ではない」
ということ。
この件に関しては、製造元であるTSMCが叩かれる事態にまで発展しているようですので、もしこの情報が正しければ、Appleはもちろん、チップ製造においてAppleを支えるTSMCにとっても胸をなで下ろす結果となるでしょう。
ただ、これまでの現象がiOS17のせいだとすると、そもそももう少しブラッシュアップしてから公開してくれ…ということにもなります。Appleからは何らかの発表があってもいいような気がします。
更に、この「バグ」による発熱が、本当に「サーマルスロットリングによる性能低下」の原因となっているのか…という点については、アップデート後の検証が必要でしょう。また、私はそれほど問題とは思っていませんが、「急速充電時の異常発熱」があるとすれば、こちらの原因は何で、OSのアップデートで対応可能なのか?…という点も情報が欲しいです。
そして…。
非常に気になるのが、この発熱問題に関しては、AppleやTSMCから「A17 Pro」に問題があったという声明等が出ていない点。問題はこれを信用していいのか?…ということになりそう。
記事によると、現在iOS17.1のベータテストが行われているということで、正式版が10月下旬にもリリースされるとのこと。
もしかすると結構大がかりなアップデートになるのかもしれませんね。
そして、最悪結果は、このアップデート後も不具合が続き、
「やはり問題の大元がA17 Proそのものにあった…」
となってしまったときです。
さて、どうなるのか…。