iPhoneSE4は戦略的な価格が要求される!
年間を通して噂になる「iPhoneSE」。
現状、
「iPhone14をベースに2024〜2025年に登場する」
という説が有力になっているようです。
筐体がかなり大型化してしまうのは非常に残念です。
個人的には、iPhone13 miniの5.4インチサイズが本来のSEシリーズの意味合いからするとベストマッチ…、と考えるのですが、バッテリーもちが主な原因でミニサイズが敬遠されてしまったのは記憶に新しいですので、6.1インチになってしまうのでしょうかね?
そんな中…。
先日ご紹介した、
「iPhoneの日本におけるシェアが50%を切った」
という記事を見ながらふと考えたことがあります。
iPhoneSE4、かなり戦略的な価格設定をする必要があるのでは?
Pixel aモデルに対抗するために
先日の「シェア50%切り」の記事では、その要因として「iPhoneの価格高騰」が上げられていました。もちろん、日本の為替という独自要因が大きいわけですが、世界的にはiPhoneの強さが伝えられている中での低下でしたので、少々驚きました。
さすがの日本人も、そろそろiPhoneの価格に抵抗感を感じ始めた…ということなのかもしれません。
そして、もうひとつ興味深かったのは、そのシェアを奪っているのが「Pixel aシリーズ」だということです。
これまでAndroidOSの製造元であるGoogleの端末が日の目を見ることがなかった現状でしたが、ここに来て一気に注目されることになったという印象です。日本でもバンバンとCMが流れていますよね。
iPhone一強の日本において、シェアを「6%→12%」へと倍増される…ということ自体、これまでは考えられなかったのではないでしょうか?
そこそこの性能とコスパの高さを感じさせる価格設定。Googleはこれに加えてお得な購入条件を揃えるのが得意。iOSで無くても構わないのであれば、これは魅力的です。売れるのも分かります。
となると…。
今後登場するiPhoneSE4は、この「Pixel aシリーズ」に対抗しうるだけのコスパ設定をしていく必要があるでしょう。
iPhoneのフラッグシップ機が今後値を下げること無いでしょうし、円相場も弱含んだままで、円高に振れる要素も感じません。
特に日本においては、iPhoneSE4が納得の製品としてお買い得価格で登場したのなら、iPhone人気を支える機種になり得るのではないでしょうか?
逆に…。
Pixelよりも割高な価格であれば、一気にAndroidのシェアが高まる可能性もあると考えます。
まあそれでも、Appleの高級路線偏重の考え方は変わらないんだろうなあ…。
日本だけが世界の流れから置いて行かれるような展開にならなければいいのですが…。