WatchOS10のバッテリーもち、悪化してません?
「macOS Sonoma」がリリースされ、iPhone15シリーズの発表から始まった「Appleまつり」も終焉を迎えた感があります。
現在iPhone15シリーズの到着を待っている感も多いようですが、10月上旬になると一気に初期のオーダー分が流通し始めることになります。予約状況を見ていると、Pro Maxでも「10/3」がひとつの契機になりますね。
私はこの記事を書いている時点では、まだ「macOS Sonoma」へのアップデートは行っておりません。万が一不具合が起きると詰んでしまいますので、もうちょっとだけ様子を見てみようと考えているところです。絶対的な機能改善もありませんし。
さて…。
世の中はiPhone15 Proのバッテリー問題で賑やかですが(個人的には先日記事に書いたようにそれほど問題とは感じていませんが…)、その他の点で個人的に気になっていることがあります。
それは、「WatchOS10」のバッテリーもちの悪さです。
皆さんは気になりませんか?
Apple Watch Ultraで「5%」以上は下がっている印象
今年度、「Apple Watch Ultra2」の改良点が新チップ搭載くらいしか無かったと捉え、Apple Watch Series3を導入して以降、初めて新モデルをスルーしました。来年は「Apple Watch X」となって大幅なモデルチェンジがある…という噂もありましたので。
というわけで、WatchOS10登場時に早速アップデートをしたわけですが、翌日からバッテリーもちに関する違和感が始まりました。
Apple Watch Ultraの最大のウリは、「バッテリーもち」だと考えており、長時間のワークアウト等を行わない通常の日であれば、「7時→24時」という実際の1日使用で残量が「80%」ほどでした。
ところが、WatchOS10に切り替えた途端に「70%台」に下がり、これまで80%を記録したことは一度もありません。
1年間使ったApple Watch Ultraのバッテリーですので、劣化も考えられなくないかもしれませんが、現状バッテリーの状態が以下のように「100%」であることや、OS10に替える前まではしっかりと「残量80%」をキープし続けていたことを考えると、やはりアップデートの影響なのだと思います。
ここで2つの問題点を感じます。
①新チップなのに省電力性が落ちるAppleの悪癖
新チップが搭載されるとなると、ユーザー側からすると省電力性の向上にも期待しますし、最悪「性能はアップしてもバッテリーもちは現状維持」でないと納得できません。
これ、正にiPhone15 Proの「A17 Pro」で大問題になっている現象です。3nmプロセスなのにバッテリーもちが気になるのは…ということ。
ここについては、暗黙の約束としてApple側が考慮してもらわないと困る「譲れない」ポイントです。
②「Series9」のバッテリーもち、大丈夫?
Apple Watch Ultraのバッテリーもちは元々通常のWatchより優れているので、多少マイナスになっても動じませんが、これ、Series9のバッテリーもちはどうなっているのでしょう?
これまでも述べてきたように、Apple Watchのバッテリーもちに関しては、「Series4」が最強で、それ以降弱体化している印象が強いです。私が使用していた感覚では、「Series7」では通常使用で残量が40%を切る(GPSモデルでさえ)という低調ぶりでした。
ということは、Series9のCellularモデルは結構厳しいのでは?…と心配になってしまいます。
MacBook系に関してはそのバッテリーもちの大幅向上が見られていますが、それ以外のデバイスに関しては相変わらずバッテリー関連がアキレス腱となってしまっている印象。
どこかのタイミンクで一気に…という展開を望みたいのですが…。