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GooglePixelの時代は来るのか?〜この1年間で「1,000万台」は多いのか、少ないのか?〜

GooglePixelの時代は来るのか?

 先日、iPhoneの価格高騰のためか、日本においてiPhone販売のシェアが下がり、その受け座としてGoogleのPixelシリーズが急伸している…という記事をご紹介しました。

 

 最近のGoogleは「AI」の活用に振り切っており、絶対的な性能よりもコスパと使い勝手を重視している印象です。また、特に日本では「a」シリーズのお買い得感が受けているようで、ここに関しては私も納得です。
 iPhoneやAppleのエコシステムにこだわらないのであれば、私も最近のPixelシリーズは魅力的に映ります。 

 そんな中…。Pixelシリーズの販売状況に関する記事が来ています。

 

この1年間で「1,000万台」は多いのか、少ないのか?

 記事によると、

市場調査会社IDCの調査によると、「Pixel」シリーズの2016年の初代モデル発売以降の累計出荷台数は3,790万台である。「Pixel」シリーズの出荷台数は年々伸びてきており、2018年は400万台弱、2019年は720万台で、昨年発売された「Pixel 7」の発売直前の時点での累計出荷台数は2,760万台だった為、この1年間で1,000万台を出荷したことになる

ということです。

 

 AndroidOSの元締めであるはずのGoogleですが、どうしても端末販売に関してはうまくいかない時期が続きました。しかし、昨今の状況を見ると、ようやくPixelの認知が本格的に浸透してきた感を受けます。

 そして、前述の記事のように、特に日本での需要が高まっている…というのが何だか意外です。今回の記事でも、
「Pixelシリーズの出荷先は日本が世界トップだった」
とされており、元々日本でのiPhone人気が異様に高かったことが今回の円安によるPixel人気に繫がった…という何とも皮肉な結果となっております。

 

 まだまだ未完成ではありますが、折りたたみの「Pixel Fold」も展開し始めたPixel。しかし、Pixel WatchもApple Watchに比べると洗練度が数段劣ります。はっきり言って「野暮ったさ」が目立つ端末展開に見えるんですよね…。
 ただ、Pixelシリーズが年々洗練され、ようやくAppleやSamsungと張り合える実力を身に付けたように、クーグル端末のクオリティーが今後上がってくることも予想できます。

 

 そのように考えた際、今回の「年間1,000万台」という数字は果たして多いのか、少ないのか?

 Googleの基礎体力を考えると、やはり「物足りない」ということになるのでしょう。なんといっても、

世界シェア1位のSamsungは年間2億5,000万台以上を出荷しており、2位のAppleは年間2億台以上の「iPhone」を出荷

ということですので、まだまだ足下にも及ばないと言えます。

 

 今後どのようになって行くかに注目ですね。
 「Pixel」というブランド力がGoogleの技術力を下支えに今後も伸びていくことになると、特にSamsungにとっては驚異となるのかもしれません。

 そして、我が日本においてはiPhoneの代替となる?
 このあたりは、iPhoneの価格設定や為替の状態に大きく左右されることになりそうです。意外にも日本の動向がPixelの今後に多少なりとも影響を与えるかも…ということは非常に興味深いですね。

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