「ハンドルカクカク」に対する新たな対策 「スプリング交換」
CX-60「XD-HYBRID Exclusive Sports」を購入しましてレビューを継続しております。
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さて、先日、例の「ハンドルカクカク」およびリアショックアブソーバーの交換をしていただき、その後はきわめて順調である…ということをお伝えしました。
ただ、ネット上やYouTube上では、
「ハンドルカクカク対策でステアリングギアボックスを交換した後に、カクカクが再発した」
という事例が報告されており、必ずしも安心できない状態であることは認識しております。
そんな中…。
昨日の12/15昼頃、セールスさんから電話があり、更なるカクカク対策として、ギアボックス内の「スプリング」を新たに交換させて欲しい…ということでした。
部品はすでに抑えていただいており、早速作業の予約。12/24(日)にお願いすることにしました。
マツダ内でも相当に問題視している模様
実は担当さんより、
「12月中旬に、東北マツダの担当を集め、仙台で講習会のようなものがある」
ということは以前から聞いていました。
これが、マツダ本社からの要請…ということで、非常に珍しい事象のようです。
内容としては、「新しいギアボックス交換後、足回り変更後のCX-60に関する学習会」のようなものだったようで、マツダ本社としても、一連のCX-60の調整不足や、今回のハンドルカクカク問題を相当に重く受け止め、販売元に理解を求めることに四苦八苦しているようです。
ディーラーからすると、未完成の品を押し付けられ、その対応に苦しんでいるというのが実情でしょう。一種の親会社による「おわび行脚」の意味合いもあるのでは?…と勘ぐってしまいたくもなります。
そして本題。
その講習会の中で、
「新しいギアボックスに交換、あるいは新しいギアボックスを始めから搭載して販売されたCX-60においてもハンドルカクカクが出ている…」
ということについて共通理解が図られたとのこと。
その上で、更なる対策として、
「ギアボックス内のスプリング交換を推し進めること」
が確認されたようです。
今回のように、担当さんから直で交換等の連絡が来ることは初めてですので、特にハンドルカクカクに関してはマツダ側も相当に神経をとがらせているのが分かりますね。
問題があるクルマを発売してしまったこと自体は、マツダを大いに責めたい気持ちもありますが、今回のように迅速に対応をしてくれること自体は明るい材料といえます。
私の担当さんは非常にがんばってくれる方ですので、本当にかわいそうに思えてくる部分もあるんですよね。
前回の対応で、さすがに2023年は打ち止めかな?…と考えていたCX-60のメンテですが、まさかの対応が入ってきました。
これでとりあえずは安心して年越しできそうです。