DEVIALET「GEMINI II」 購入動機編
年末にNoble Audio「FALCON MAX」を購入し、大満足で使用してます。
あとは純正の音楽アプリが登場し、イコライザの調整がどの程度音に変化を及ぼすのかを確認したいと考えているところです。
個人的には、 ワイヤレスイヤホンの音質的な限界を感じ、最近はやや諦めていた部分もあったのですが、今回の「FALCON MAX」は、特に「音場の広がり」の面でこれまでの常識を打ち破った印象を受けました。
しかし…。
この「音場の広がり」の面で、FALCON MAX以上の評価を受けていた機種が2023年のベストバイに関するYouTuberさんたちの動画の中にありまして…。
それがDEVIALETの「GEMINI II」です。
個人的に音場の広さで印象的だったFALCON MAXがそんなに音場関連での評価がなかった中で、この「GEMINI II」は軒並みMaxの評価を受けていました。
というわけで、どうしても聴きたくなってしまい、オーダーです。
FALCON MAXと並び立つものなのか、それともGEMINI IIを聴いてしまうとFALCON MAXが霞んでしまうのか?
「一択」となればどちらかの売却も視野に入れることも考えながらの決断です。
問題は「音場の広さ」「低・中・高音のバランス」「解像度・音の艶の両立」
現状、FALCON MAXの音質は非常に優秀ですが、弱点とすれば、ボーカル帯の「中域」がやや遠く聴こえることと、その中音の音圧というか音の厚みがやや足りていない…ということです。
FALCON MAXの「MEMSドライバー」のウリは中・高音なのですが、私はむしろダイナミックドライバーの素性のよさがFALCON MAXの長所だと捉えています。相当いいですよ、FALCON MAXの低音。
また、とにかく「音場表現」。ワイヤレスイヤホンの弱点である「奥行き感」の描き方が、FALCON MAXは非常に優秀なのです。
他の要素が素晴らしいだけに、中音のボーカルがもう少し前に積極的に出てくれれば…と欲張ってしまうのです。
また、聴き込んでいると、中音域の音圧の弱さ故、低音と中高音の間に僅かな「段差」を感じるようになってきました。ハイブリッドイヤホンの宿命か? ただ、それもこれまでのイヤホンと比較すると気にするほどのことでもないように感じる部分もありますが…。
さて、僅かに気になる部分が出てきたFALCON MAX。
そう、今回の「GEMINI II」には、FALCON MAXの弱点を補完してくれるのではないか…という期待を込めているのです。
チタンコートダイナミックドライバー一基搭載のGEMINI IIは、その音場の広さに関してはどのレビューを見ても「満点回答」の抜群の評価を得ています。この点については大きな期待を寄せています。
ただ…。
音質に関しても非常に高い評価を得ている中で、
「低音が強めで中音帯はやや引き気味…」
というレビューが多めなのが気になります。
FALCON MAXでも気になっているボーカル帯の表現。GEMINI IIではどのようになっているものでしょうか?
ただ、GEMINI IIに関しては、中・高音に関する評価も非常に高いわけで、こればかりは聴いてみないと分かりませんね。
さてさて、どうなる?
そうこうしているうちに、GEMINI II、到着しました!