折りたたみ式iPad、漂流中
先日、Appleが「巻き取り式」という新しい特許を獲得し、iPhoneの折りたたみ化を諦めていないことを示しました。
そもそも、AppleはiPhoneの折りたたみ化を静観している感があります。これまでの噂でも、「iPhoneよりもiPadの折りたたみ化が先なのでは？」ということで、iPad miniがそのターゲットになっている…という情報もありましたね。
最近はこの手の情報が出てきていなかったのですが、久しぶりに登場しています。
ただ…、その登場時期に関しては大幅に後ろ倒しになっています。漂流中…という印象です。
いつもどおり… 後ろ倒し…
記事によると、
Appleは、折りたたみiPhoneもしくは折りたたみiPadの発売を計画しており、有機EL（OLED）ディスプレイサプライヤー各社から折りたたみディスプレイのサンプルを取り寄せたと韓国メディアThe Elecが伝えている
ということです。
記事は更に深いところまで予想しており、
Appleは、Samsung DisplayとLG Displayから折りたためる6インチ台後半と7インチ台後半のディスプレイを2023年に取り寄せていた模様で、それらを用いて検討した結果、7インチ台後半〜8インチ台後半の折りたたみディスプレイを搭載する製品の開発を決定した模様。発売時期は2026年～2027年頃の可能性が高い
としています。
以前の情報では、以下のように、Appleは折りたたみ式のiPadを優先的に考えており、当初は2024年にも登場…という説もありましたが、それが2025年？…というように、いつものごとく後ろ倒しになっておりました。
今回の情報では、
〇考えられているのは、7インチ台後半〜8インチ台後半というサイズ感の折りたたみデバイス
◎これまでは「iPad miniの後継機」とされていたが、今回は「別モデル」という書き方がされている
〇登場時期は更に後ろ倒しになり、「2026年～2027年頃」
ということになります。
登場時期の後ろ倒しは「いつものこと」て残念なのですが、それよりも気になるのが、従来の、
「iPad miniが折りたたみ式iPadに置き換わる」
という考え方ではなく、
「全くの新モデルとして登場する」
というニュアンスで書かれていることです。
まあ、「Appleの折りたたみ」となると相当お値段が張りそうで、従来品とは別のプレミアムモデルと考えた方がより自然なのかもしれませんね。
