スマホ業界、ここに来て「iPhone一強」時代突入の予感
スマホ誕生以来、「iPhone強し」の時代から、Galaxy・中華スマホの時代を経て、近年は再度「iPhoneの時代」が到来しているような気がします。
世界的なシェアで見ても、Appleが1位の座をSamsungから奪還した…ということが話題になっていましたし、先日は欧州でもAppleがシェア1位に返り咲いたという記事を見かけました。
そして、そんなiPhoneの強さを証明するような別記事を見かけました。
もはや「iPhone一強」を感じさせます。
Appleのブランド力、機種&OSの安定感が評価?
記事によると、
調査会社Counterpoint Researchは、2023年度に世界で最も売れたスマホモデルのランキングを公開しました。1位〜7位をiPhoneが独占する結果となっており、iPhone14がトップの座に君臨している
ということです。
そのベスト10の結果がこちら…。
iPhoneの独壇場…。
強すぎます!
以前までは、ミドル〜ローエンド帯を豊富に用意するAndroid勢が強く、特に発展途上国でのスマホ普及に貢献していたようですが、すでに全世界的にスマホが行き渡り、「安くてもとりあえず…」という考え方は大きく減退しているのかもしれません。
また、Android好きの方々、
「自由なAndroidOSで自分なりのカスタマイズを楽しむ」
という考え方よりも、Appleの、
「よりシンプルで安定感あるOS」
を求める層が増えている…ということが影響しているのかもしれません。
何でも感でもカスタマイズして…というよりも、AppleのシンプルなOSでも十分にできることが充実してきたことを受け、その安定感に浸ろう…という考え方が主流になっているのかも。
全般的な「スマホ減退」の風潮の中、昨年もiPhoneだけ勢いを持続した…ということは以前の記事でもご紹介しました。
今後の爆発的な伸びはもうないのかもしれませんが、その中でも順調な売れ行きをキープしそうなのはやはりiPhoneだと感じます。
Galaxyが推す折りたたみスマホの伸び悩みも顕著になっているようで、折りたたみ部門の規模縮小を行うメーカーも出てきているとのこと。
堅調なiPhoneに対して、他のAndroidメーカーがどのような舵取りをするのかが非常に気になるところですね。