iPhone15シリーズのバッテリー寿命を「2倍」に引き上げの怪
最近のiPhoneのバッテリーもちの事情とすれば、
「以前よりはかなりもつようになったが、それでももうひと頑張りしてもらいたい…」
という意見が多いのではないでしょうか?
スリープ中のバッテリー減りはAndroid機よりはいいイメージですが、一旦使い始めると結構減りが早く感じます。
この点に関しては、3nmプロセスになったA17 Proチップの大幅なバッテリーもち向上が期待されたものの、「現状維持」という結果に大いに落胆したものです。
また、バッテリーに関するもうひとつの「バッテリー寿命」という観点からすると、バッテリー保護の観点から「80%」で充電がストップすることもできるようになり、バッテリーを傷めないような考え方も向上してきました。
この点に関し、この度結構衝撃的な記事が来ています。
何と、iPhone15シリーズのバッテリー寿命を「2倍」に引き上げ?
単純な規準見直しでしょうね
記事によると、
Appleは、iPhoneのバッテリー寿命に関するサポートページを更新し、iPhone15シリーズは最大容量の80%になるまでのフル充電カウントをこれまでの500回から1,000回へと引き上げた。バッテリー寿命が2倍に伸びたことに相当する。なお、iPhone14シリーズ以前については現在調査中
ということです。
これまで「500回充電」という数値が頭にこびりついている身とすれば、
「一気に2倍とはどういうこと?」
という気持ちにはなりますね。
でもまあ…。
ぬか喜びはしない方がいいでしょう。
だって、iPhone15シリーズになって、バッテリー構造上のブレイクスルーがあった…なんて話は全く聞かないわけで、これまで徐々に高まっていたバッテリー寿命に対する技術の高まりを考え、このタイミングで「2倍」にしても大丈夫だろう…とAppleが判断しただけでしょうね。
つまり、先代のiPhone14にしても「2倍に限りなく近い」バッテリー寿命を実現していた…と考えるのが妥当でしょうね
それにしても「一気に2倍」というやり方が誤解を生むわけで、どうせだったら技術の向上とともに、これまでの「500回充電」を「600回」「700回」と、こまめに改定してくれていたらよかったのに…と感じます。
変な誤解を生まないように…。
でもまあ、バッテリー寿命に関して、これまでよりはおおらかな目で見ることができそうです。
あとは前述した「バッテリーもち」ですね。
何かしらの新技術が投入されないものでしょうか?