Vision Pro(第2世代)はどれくらい普及するのか?
米国で発売されたApple Vision Proですが、思いの他早い内に米国以外の国で販売されるようになるのではないか?…という噂が流れています。
なんでも、これまで英語にしか対応していなかったVision Pro用の仮想キーボードに、日本語を始めとする12言語を追加するコードが発見された…ということなのです。
ミンチー・クオ氏の見解では、WWDC前に発売される可能性がある…ということで、「下手をすると2025年?」とされていた以前の予想よりもかなり早まった時期に登場する可能性が出てきたことになります。
ただ…。
初代Apple Vision Proはあくまでもプロトタイプでしょう。
購入するのはコアなAppleファンのみであり、本当の意味での実用品として購入対象にする人はかなり少ないかと…。
そうなると、当然第2世代がどのような提案のされ方をされるかが非常に注目されます。
主役になる可能性は低いとの見方
記事によると、
Vision Proが抱える課題と、Vision Pro(第2世代)の変更点に関する予想が伝えられた
ということです。
注目すべきは、
・iPhoneのような「主役」にはなり得ない
・せめて「グラス型」にならなければ日常的に使うユーザーは多くはない
という点。
やはり、「主役」となるためには、「日常使い」がテーマとなるでしょう。
現行のApple Vision Proでは、その大きさ、重さ、バッテリー持ちの悪さ等、あまりに「特別感」が強すぎます。
興味の対象にはなるでしょうが、それを使い続ける…という観点では対極にありますね。
また、「価格」は最大の問題点です。
大きく重く、日常使いにふさわしくない上に超高額…ということでは、やはり超ニッチな製品にしかなり得ません。
さて、それでは今後の考え方として…。
「価格の大幅低下、軽量化、バッテリー持ち改善」は最低限の必要事項でしょう。
Apple Visionに関しては、「第2世代」でも「常用化」は厳しすぎるでしょうが、少なくてもユーザーの裾野を更に広げるためには、上記の点を改善することが絶対条件になりますね。
さて、Apple Visionが日常使いに適応できるようになるのは「第何世代」になることやら…。
映画等で描かれている「近未来」って、なかなか実現できないものですね…。