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VR、AR、MRヘッドセットの市場の未来は?〜Apple Vision Pro、急減速か?〜

Apple Vision Pro、急減速か?

 鳴り物入りでApple Vision Proが登場してからしばらくが経過しました。この後、当初の噂よりも早い段階で、日本を含めた米国以外の国での発売も噂されています。

 数多くのレビューも登場しているようですが、概ね「プロトタイプ」だな…という評価で一致しているようにも思えます。瀬戸さんは現実的に使えそう…という動画を出されていましたが、果たしてどうでしょう? その後はApple Vision Pro関連の動画が出ていませんので、気になるところではあります。

 

 我々一般のユーザーからすると、「未来におけるヘッドセットの立ち位置」というものが非常に気になるところです。果たして何年か後に、Apple Vision Proを含めたヘッドセットがより身近なものになっているのか?

 それとも頓挫し、やはりスマートグラスのような形態になるまで待たざるを得ないのか?

 

 そんな中…。
 Apple Vision Proの出荷台数の計画が下方修正された…という記事が来ています。

 

 

VR、AR、MRヘッドセットの市場の未来は?

 記事によると、

Appleが、年内のVision Proの出荷台数を当初予定の70万台〜80万台から、40万台〜45万台に減らしたとアナリストが報告した

ということです。

 

 おおよそ「半減」とも言える減産ぶりで、完全なる失速と言えるでしょう。

 発売当初は結構な勢いでオーダーが入ったものの、その後出荷予定が伸びることが無くなり…ということは報告されていましたが、それでも当初の販売台数は予定をかなり上回っていたようでした。

 それが、年間で見ると半減…ということですから、発売直後のマニア需要が収まってからは相当売れていない…ということが分かります。

 

 まあ、素人目に見ても、「大きすぎる」「重すぎる」「バッテリー持ち悪い」「電源コード必須の利用形態はハンドリング悪すぎ」「対応アプリ少ない」「実際に何ができるかが分かりづらい」等々、結構なマイナスポイントばかりが目立つ状況であることは間違いがないでしょう。

 正直言って「キワモノ」的な位置づけです。これで超高価格なのですから、さすがに殆どの一般ユーザーが興味本位で手を出す代物ではないわけです。

 

 そして…。
 気になるのが、Apple Vision Proだけではなく、

複合現実(MR)関連ヘッドセット機器について、Meta Questシリーズの販売台数も期待ほどではなく、ソニー PS VR2は販売低迷で在庫が積み上がったことにより製造停止が囁かれる状況

としており、廉価なMetaが売れているか?…というとそうでないことからも、VR、AR、MRヘッドセットの市場そのものにハテナがついているということなのかもしれません。

 

 Appleとすれば、さすがにApple Vision Proを簡単に引っ込めるわけにはいかないのでしょうが、「次の世代のスタンダード」をもくろんでいるであろうAppleの戦略が本当にこのままでいいのか…という根本にまで迫る深刻問題です。

 

 Apple Vision Proはどこに行くのか?

 未来にその需要はあるのか?

 ライバルメーカーとの絡みも含めて、注視していく必要がありそうです。

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