カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

iPhoneの販売不振がSamsungの凋落を招く?〜さすがのSamsungも独壇場とはならない理由〜

iPhoneの販売不振がSamsungの凋落を招く?

 先日、iPhoneの販売に暗雲が…という記事を2つご紹介しました。

 

 「中国でのiPhone販売不振」と「米国内でのiPhoneシェアの低下」です。

 「中国」に関する記事だけであれば、「いつものことか…」と笑い飛ばすこともできるでしょうが、お膝元ともいえる米国内でも同様の状態になっているということは、もしかすると非常に深刻なことになっているのかもしれません。

 

 そんな中…。
 これまでiPhoneを支えてきたSamsungのディスプレイの販売が不振に陥っている…という記事が来ています。

 iPhone15シリーズ、ヤバいんじゃないの?

 

さすがのSamsungも独壇場とはならない理由

 記事によると、

iPhone15シリーズをはじめとするiPhoneの販売不振が、Appleは当然としてディスプレイサプライヤーであるSamsung Displayの業績にも深刻な影響を及ぼしている

ということです。

 

 まずもって「iPhone15シリーズの販売不振」に関してですが、Samsungディスプレイの販売にまで影響があるのであれば、「中国のこと…」「米国内のこと…」というだけではない、グローバルな視野で考えなくてはならいことなのでしょう。

 

 記事には具体的なSamsungの売上高のデータが掲載されており、

Samsung Displayの2024年第1四半期(1月〜3月)の売上高は2023年第1四半期(1月〜3月)比で18%減、営業利益は56%減

また、2023年第4四半期(10月〜12月)との比較では、売上高が44%減、営業利益は83%減と状況が悪化し続けている

とされています。

 

 下落の数値が半端ない右下がり状態になっているようで、
「ここまでiPhoneが売れていないの?」
と心配になってしまうくらいです。

 今回の記事では「中国」の状態を大きな要素として取り上げていますが、もはやそれだけでは無いでしょう。

 

 また、今回の「Samsungの苦境」は、iPhone関連だけでなく、
「iPad Pro用OLEDの歩留まりの悪さ」
という観点も取り上げられています。

 

 つまり、これまでディスプレイ界の中では絶対的な存在だったSamsungですが、新企画の大画面OLEDにおいてはLGよりも信頼性に欠ける…ということが露呈したというわけで、近い将来においてもSamsungの勢いが急速に削がれていくことが心配されます。
 逆にLGや新興のBOEに逆転の目が出てきたということか?

 

 これ、Samsungの凋落がよりはっきりしたものになるとすれば、正に10年に一度の大転換期が来る…ということも考えられますね。

 

 と同時に、iPhoneの動向も気になりますね。
 これが一時的なものなのか、それともiPhone16以降も続くiPhone人気低迷の走りなのか?

 

 Appleの経営状態にも目を配っていかなくてはなりませんね。

スポンサーリンク