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意外に堅調だったAppleの第2四半期業績!〜ただ、日本は落ち込む一途でしょう〜

意外に堅調だったAppleの第2四半期業績!

 Appleの「2024年度第2四半期(2024年1月〜3月)」の業績が発表されました。

 事前の予測では、iPhoneやiPadの売上げ不振から、大幅な減少に言及する意見が多かったようですが、出てきた結果は意外に堅調?…ともとれるデータとなりました。

 

 しかし、その内容を見ると、今後のAppleの弱みが見え隠れするように考えます。

 そして、その中でも日本の動向も大いに不安視されるところです。 

 

日本は落ち込む一途?

 記事によると、

Appleは現地時間5月2日、2024年度第2四半期(2024年1月〜3月)の業績を発表した。総売上高は前年同期比4%の減少だったが、市場予想を大きく上回る結果となった

ということです。

 

 具体的な数字では、

2024年第2四半期の総売上高は907億5,300億ドルで、前年同期の948億3,600万ドルから約4%減少。しかし、ウォールストリートのアナリストらが予測していた、売上高823億2,000万ドル〜861億5,000万ドルを大きく上回る結果

とされています。

 

 結構な違いがありますね。
 本当?…とうがった見方をしてしまうのは私だけでしょうか?

 

 まあ、それはさておき、データを細かく見ていくと様々なことが見えてきます。

 

 まずもって、「M3シリーズ」を早めに投入したMacが若干の回復。本当はもう少し上を狙ったのではないかと考えますが…。

 逆に、その他のサービス以外の項目はいずれも結構な「減」となっています。

 

 印象的なのは、全く新製品が出ていないiPadが撃沈。また、これまで順調や伸びを示してきたウエラブル関連も大きく減らしていることです。AirPodsの新製品が出ていないこと、Apple Watchの魅力が無くなっていることが大きな原因かと…。

 

 また、iPhoneに関しては、同期間比の「6ヶ月間」よりも「3ヶ月間」の方の減少率が大きいことが気になります。
 つまり、iPhone15シリーズが発表された期間の方がより多く売上を減らしているということであり、「iPhone15シリーズの不人気ぶり」が立証された結果となりました。

 

 また、地域別の売上に関しては、「米国」「ヨーロッパ」で堅調なのに対し、「日本」「アジア諸国」で大幅に減らしているのが目立ちます。
 特に日本では、iPhone15シリーズの魅力だけではなく、当然「円安」の影響が大きいと思われます。代わりに日本でシェアを伸ばしているのがGoogleということで、「aシリーズ」等のミドルクラスに移行しているユーザーが少なからずいるということになりますね。

 

 逆に、「逆風」が伝えられていた「中国」に関しては、それほど減っていない…と感じました。しかし、今後の中国での逆風が本格化すれば、Appleの業績に大きな打撃を与えることは明白です。

 

 今後発表される新型iPad、iPhone16シリーズは、Appleの土台を支える魅力を備えたものなのか?

 この点に関しては現状やや弱含みであると感じるだけに、今後の業績発表から目が離せませんね。

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