iPhoneのタッチ決済が日本で提供開始!
現在の日本社会において、だいぶ電子決済が浸透してきているとは思いますが、それでも未だに「現金も持ち歩かないと不安…」という不安が拭えないの現実でしょう。
まあ、コンビニやスーパー等はまずまず大丈夫なのですが、特に個人商店等では未だに現金のみ…という店舗も存在しますし、決済方法が限られる場合も非常に多いですよね。
数ヶ月前、行きつけの利用店の店主さんとの会話の中で、
「何故電子決済を導入しないのか?」
ということについて話題になったことがありました。
店主さん曰く、
「お客さんの利便性を考えると当然導入したいが、売上の数%を持って行かれるのがどうしても厳しい…」
ということでした。
決済用の端末導入費よりも、その後の継続的に搾取される金額の方が気になる…ということですね。
そして…。
この度、iPhoneがタッチ決済に対応するようになる…という記事が来ています。
個人商店の電子決済化に繫がるのでしょうか?
現金を持たなくても安心な社会は訪れるのか?
記事によると、
Appleは日本時間5月16日、同国においてiPhoneのタッチ決済の提供を開始することを発表した
ということです。
詳しく見ると、
Apple Payはもちろんのこと、同日よりGMOフィナンシャルゲート株式会社のstera tapアプリ、株式会社リクルートのAirペイタッチアプリ、SquareのSquare POSレジアプリが、日本の決済プラットフォームとして初めて、事業者にiPhoneのタッチ決済サービスの提供を開始する。また、決済代行システム「Adyen」が今後数カ月のうちに対応するほか、日本のApple Storeでも利用可能
とのこと。
ただ、以下の記事を見ると、「交通系ICカードやiD、QUICPayなどの電子マネーは未対応」ということのようです。これはめちゃくちゃ残念…。
ただ、
「Apple Payに登録したカードの場合、クレジットカードとして決済される」
とありますので、例えば「QUICPay対応でApple Pay登録している楽天カード」はどうなるの?」という素人的な疑問もあります。
結局使えるの?
使えないの?
まあ、そのあたりの疑問は恐らくYouTube等で実践して下さる方がいるかと思いますので置いておくとして…。
肝心なのは、
これで個人店舗にも電子決済の波が押し寄せるのか?…
ということにつきます。
決済用の端末費用はかかりませんが、当然手数料は取られるわけで、店舗の儲けは確実に減ることになります。
そこを我慢して消費者の利便性に寄り添ってくれるのか?
逆に言うと、電子決済の波に乗らないと末端の店舗の経営がいよいよ厳しくなっていく…ということかもしれませんが、果たしてどうなることやら…。
近い将来、現金を持たなくても全く心配の要らない社会が訪れることは可能なのでしょうか?