Canon「EOS R6 MarkⅢ」の登場は2025年か?
Canon「EOS R5 MarkⅡ」が発売されてしばらく経過しました。
価格コムなどをみると、以前から心配されていた「高感度域」の画質劣化が結構話題になっています。
現在のCanonの考え方として、画素数を抑える形で「高画質」を担保する…という方向性で進んでいますので、「高画素を維持し、読み出しを高速化したことでノイズ耐性が悪化した」というR5 MarkⅡに関しては、評価が分かれそうです。
そこまでして、連射やAF性能(こちらも賛否両論あり…)を固めることが本当に「正義」だったのか?…ということですね。
ユーザー側の考え方、使用環境に寄って全く逆の価値観が生まれそうですので、なかなかに難しい問題です。しかし、「売れ筋」のモデルとすれば、何かに特化することも難しく、今後このカメラがどのように評価されることになるのかが気になるところです。
さて…。
ちょっと前までは、今後の新製品の予想として、
「EOS R6 MarkⅢが2024年中に発表される!」
という説が有力でした。
ところが…。
ここに来てややトーンダウンしているようです。

やはりCanonの後ろ倒し傾向が顕著かも…
記事によると、
Canon Rumorsに、キヤノン「EOS R6 Mark III」の発表が以前の情報よりも遅れるという噂が掲載されている
ということです。
具体的には、
「2025年第一四半期」
ということで、2月の「CP+」などが視野に入ってくる時期となりそうです。
でも、考えてみると、「EOS R5 MarkⅡ」「EOS R1」にしたって、当初「確実」と言われていた時期よりもかなり遅れて発表・発売となっています。
そりゃ、R6 MarkⅢだって遅れるでしょう…というものです

単純に考えて、
「Canonの販売計画が全体的に後ろ倒しになり、それが慢性化している…」
ということなのでしょう。
原因が原材料の工面なのか、それとも技術的な問題なのかは分かりませんが、どうも「両方」なのでは?…と、ここ最近の動向を見ていると思ってしまいます。
今後SONYも新機種を続々と導入する噂があります。
さて、SONYはスムーズに新機種をリリースすることができるのか?
そして、新型の評価は?
物量的にも、カメラそのものの評価もSONYには負けたくないところですが、「物量面」ではどうも適いそうにありません。
だとすれば純粋なカメラ本体の評価だけは譲れない…というところでしょう。
R5 MarkⅡやR3の技術が「EOS R6 Mark III」に下りてくるのであれば、名機の予感がします。